コロナでも「学費の減額いたしません」早大総長が異例の表明した理由
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減額しない理由ももっともではあるが、
コロナ前の学費の考え方と、コロナ後の学費の考え方、仕組みについて考え直す必要があると思う。コロナが終わったから、コロナ前の仕組みに戻しますではないと思う。今後、コロナのような状況も踏まえ、またリモートでの学習も踏まえ、明確に戦略・戦術を考え、学費の仕組みを再度構築すべきだと思う。
世の中全体的に言えるのだが、コロナを一時的なモノであり、それが治まれば通常になる、という考えになっている気がしていて、それは変化できない組織の典型な気がする。今回の件により、「戻る(通常)」のではなく未来に向けて「進める」事を考えた発信を、大学側にはお願いしたい。大学も、「オンライン」を仕組みに取り組み、最大限、学生の学びの質が高まる方法を考え、その上でかかる費用等から学費を設定すべきである。
注目のコメント
早稲田大学学生です。
本件の鍵はコミュニケーション。
学生を不安にさせず、筋の通った論理で説明責任を果たすことだと思っています。
その点においては、
先んじて声明を発表している点は評価できるでしょう。アメリカの大学の中には、学生からの学費返還訴訟を恐れて、再開を前提に動いているところもあるようですね。
もし仮に、大学という機関は就職予備校であり、学費というのはあくまで「○○大卒」という肩書を取得するための「学歴費」のことであって「勉学費」のことではないと位置付けるのであれば、たしかに極めて真っ当な説明なんじゃないでしょうか。「後輩を案じる卒業生からは1億円超の寄付」
これだと思います。海外とは寄付に対する税の控除の仕組みは異なるので大きく寄付することはできにくいのではないかと思いますが、この様に貢献する手段があるのではと思っています。
寄附金関係の税制について
https://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/zeisei/06051001.htm