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富士レビオが開発した新型コロナウイルス抗原迅速診断キットが薬事承認間近との報道です。富士レビオは1966年に世界初の梅毒検査製品を発売した実績がある会社です。プレスリリースによるとAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)からの支援を受けているとのことです。

抗原検査はウイルスがあるかないかを判定する目的で使用されます。技術の原理自体は妊娠検査薬やインフルエンザの診断にも使われています。ウイルスに感染した経験を知る目的の抗体検査とはコンセプトが異なります。PCR検査との比較は山田先生が詳しく解説されていますのでご覧ください。

森川副編集長が各種検査を解説した記事をお読みいただくと全体像がすぐに掴めます。富士レビオのHP、AMEDの研究課題に関する情報を下記に記載しました。

【超解説】経済再開は、すべて「検査」にかかっている
https://newspicks.com/news/4838517

富士レビオHP
https://www.fujirebio.co.jp/

AMED  新型コロナウイルス感染症の研究開発課題について
https://www.amed.go.jp/program/list/01/06/covid-19.html
この抗原検査の最大の長所は、PCR設備を持っていない医療機関でも、簡単に検査を出すことができるようになる点です。インフルエンザの検査を受けたことがある方は、それを想像していただければ良いと思います。結果がすぐに得られるという長所もあります。

日本ではこのことの持つ意味は大きく、必ず活躍の場があると思います。

一方、最大の短所はPCR検査と比べて、ますます感度が低いことが想定されている点です。これはすなわち、実際には感染しているのに検査が陰性で返ってくる確率がますます高いことを意味します。

PCR設備を備えた大きな医療機関よりも、PCR設備のないクリニックほど、軽症者が増え、その分、「不安のための検査」の割合も増えます。「不安のための検査」は、すなわち「陰性証明のための検査」になりがちですが、この用途では全く役に立たないということを改めてご理解ください。

疑わしい症状があれば、検査陰性でも感染者の疑いであることに変わりはありません。

とある報道機関からは、同一人物が4つの検査を受けて、2つの検査で陽性、2つの検査で陰性となった皮肉の話が報道されていました。ただ検査を行えば良いというのではなく、正しく使わないと、このような状況にすらなりえるのです。

参考: https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-05-05/coronavirus-antibody-tests-may-produce-contradictory-results
検査が必要と思われる人にも十分に検査が行えていない現状では、活用されうるでしょうが、
PCRよりも感度が劣るため、記事中にもある通り、
『陰性が出た場合は、念のためPCRによる検査を実施する見通し』

つまり、『ただ心配だから念のため検査したい』という目的では使用できない。

検査へのアクセスがよくなるからといって、『陰性証明書』を要求したりする職場がでてきたりしませんように。
短時間で結果がわかるメリットと、感度が落ちることのデメリットを理解したうえで活用する場所を考える必要があります。具体的には、誤嚥性肺炎だと思われる高齢者の肺炎で入院が必要なときに、コロナの確率をより下げるために使う、など。一方で、「安心したいから」という理由で軽症な若年者が殺到すると、院内感染が起こりやすくなり医療崩壊にも繋がります。

使い方によっては医療現場を助けることにも、医療崩壊を招くことにもなりうるものだと思います。
先日話題となったのは「抗体検査キット」であって、今回のは「抗原検査キット」でありますので、勘違いしないように注意が必要です。

山田先生もPickされてらっしゃいますが、この抗原検査キットのメリットは、あくまでも、全国数多ある町のクリニックで、あくまでも簡易的に、気休め程度に検査ができるもの、であると言う事です。デメリットとすれば、判定率が完全でなく、本当に掛かっているか不明な為、わかろうと思えばPCR検査を受けないといけない点にあります。
話は逸れますが、知り合いの開業医の先生に聞くと、如何せん外来患者で測定を依頼される数が尋常でない為、簡易検査キットの導入を前向きに検討しているとおっしゃっていました。
みなさんがコメントされている通り、検査陰性で安心できるわけではありません。

検査前確率が低ければもちろん安心できますが。
例えば感染非流行地域で、人との接触がほとんどなく、ご自身に全くなんの症状もない方に、念のための検査であれば否定的と言える可能性はあります。(そのような状況で受ける方は少ないかと思いますが)
ただ検査前確率も検査後確率も同様に低いことから検査の意義はあまり高くありませんね。

特異度や陽性的中率がどの程度か、によりますが、偽陽性が少ないのであれば、むしろ流行地での診断に有効でしょう。つまり、現在PCRを受けた方が良いと医師に判断されるような方が、まずは抗原検査を行い陽性であればすぐに診断がついてくれるメリットがあります。
診断確定の短時間化・その後の対応の効率化と、PCR検査への過度な負担は減らせそうです。

とはいえ、鼻腔からの検体採取ですので、、、
クリニックなどでスクリーニングとして検査されるというインフルエンザキットと同様に使われる可能性もありますけど、毎回PPEを着脱して行うのは困難では?という心配もあります。
検査する時間帯を区切って、特化した外来にすれば効率的かもしれませんが、そこで患者同士のクラスターができてしまうリスクなども考えなければいけません。

検査・治療などに少しずつ新しい対応が出てくることは大変頼もしく喜ばしいことですが、やはり感染の制御には引き続き流行を防ぐ1人1人の努力をお願いできればと思います。

一緒にがんばりましょう!
政府が新型コロナウイルスを患者の検体から15~30分で検出する「抗原検査」のキットを13日に薬事承認する方針を固めた。週に20万件分を供給するとの記事。ホッとするニュース。本来、こういうニュースはいつも日本発のニュースであるはずなのに、これまで「韓国の検査キットが世界に輸出されている」「韓国では検査システムが整備されている」「韓国の検査数が多い」といったニュースばかり聞かされてきた。
各病院により異なりますが、PCR検査の結果が出るまでの間、個室隔離の必要性やその解除の判断は、複数の呼吸器内科医師や感染対策医の判断に委ねられています。
簡易な検査キットの普及は医療現場が待ちわびているものではありますが、CTや検査データから医師が行う判断と、PCR検査の結果が異なる場合、現場は混乱します。
偽陰性のニュースがあった様に、
実際、陽性疑いと判断され個室隔離していた方から陰性結果が出る場合は多いです。隔離解除した翌朝に熱が下がらないという理由で再検査する事がありますが、その時既にマスクとエプロンの一般的な感染対策に切り替えていたため、再検査で陽性となったらどうなるのか、、
看護師はじめ、リハビリや配食に関わる栄養科などが騒然となったのを覚えています。
24時間空けた結果が2回連続で陰性となれば隔離解除という基準の前の話で、結局陰性だったので良かったですが。
当然ですが、前線のスタッフは結果に振り回される毎日です。
難しい判断の中、医師達は指示を出してくれています。検査結果に頼りたい気持ちは山々ですが、今までよりも更に検出率が低くなる事を想定し、感染拡大に繋がらないよう現場では対応を続けていきます。
精度が低く、偽陰性がたくさん出るのにこれをやる意味はどこにあるんだろう?気休めどころか、人間の特性として、これで陰性が出たらそれを錦の御旗にするに決まってる。抗体検査をそこまで意固地にやらない理由はなんなの?
友人のドクター達が悲鳴をあげている。というのは「『陰性証明書』を出せと迫る依頼が多いそうです。そのためにPCRや抗原検査を使うのはダメでしょう。世田谷のある開業医では、防護服を着た看護師が、来院する人に「目的」を聞いているシーンが見られます。世田谷は感染者が多いので、医療チームは大変みたい。シロート的には、手指洗いとアルコール消毒、密を防ぐなどの対策で、ウイルス感染を防げると思います。会社も社員に『陰性証明書』を求めてはいけないのです。