ユナイテッド航空、2400億円の起債中止 条件折り合えず
日本経済新聞
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注目のコメント
投資家サイドと条件が折り合わなかったからとのこと。一方で記事によるとデルタ航空はユナイテッドより低い利率で起債に至ったようで対比しています。
デルタは過去に製油所を買収したりとかコスト対策を色々やっている印象を受けます。ユナイテッドも最近はビジネスクラスやラウンジ刷新などサービスのテコ入れが進んでますが、拠点とするサンフランシスコ界隈ではサービスが悪いけど路線の関係で使わざるを得ないという声も聞きました。デルタと比べて顧客満足度が低いことも投資家の評価に影響しているのかもしれません。日本や欧州の企業なら迷わず銀行借入れを選択するケース。
米国企業は「一発勝負、後腐れなし」の社債を好む傾向があるようだ。
蛇足だが、こうした記事の金額は原則としてドル建てで記載すべきだ(起債が円建ての場合を除く)。United Airの担保付社債はMoody'sでBa1(会社格付けはひとつ下のBa2)に対して、4月に発行のDeltaの担保付社債およびローンはBaa2(同じくBaa3)。どちらも格下げ方向でアラートが出ているとはいえ、投資適格と不適格の差、といえば言える。特にDeltaはたとえ下げられてもまだ首の皮一枚繋がってるしね。