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東京都がPCR検査「陽性率」を初めて公表

NHKニュース
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    産婦人科専門医 医学博士

    1週間の平均であっても、陽性率=陽性者数/全検査数 であることにかわりはなく、
    要は、どれだけ検査したかによって、同じ感染者数でも陽性率はいかようにも変わります。

    検査の数がおおければ陽性率は下がるわけですが、
    ただ検査の数が多ければ多い方がよいというわけではないので、
    陽性率の低さにそこまでこだわる意義は乏しいと感じます。

    日本では検査を絞っているんじゃないかと指摘されたりしているので、
    検査を絞って感染者を少なく見積もっているわけではない、という根拠として陽性率をだしているのかと。

    とにかくもっと検査を増やすべきだという偏向報道が目立ちますし、その影響もある流れなのかなと、、
    陽性率の数字に注目しすぎるのは本質を見誤りかねないと危惧します。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    皆様お気づきかと思いますが、この陽性率も様々な「ノイズ」を含む指標です。これは、感染者数しかり、検査数しかりです。一方で、どんな数字にも意味があることも事実です。

    一つの指標に傾倒せず、多くの指標を俯瞰して、なんとなく傾向を掴むのが大切です。この陽性率も、あまり大きな意味を持たせすぎると考察を誤りますが、傾向を掴む一つの材料としては十分活用できるものです。

    限界のない統計などありませんので、一つ一つの指標の正確性を批判してもあまり意味はありません。統計とはそもそもそういうもの、「限界を知って使うもの」です。限界をご理解いただいた上で、うまくご活用ください。


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    元厚労省官僚、元衆議院議員 元厚労省官僚、元衆議院議員

    「陽性率」について理解されるべきこと、それは、陽性率の値そのものを下げることや、計算を正確に行うことに血眼になることが重要なのではない、ということです。

    PCR検査(精度が確保されれば、簡易キットでも構いません)を、必要な人に迅速に行うこと、重症化リスクの高い方を早期に発見し、適切な治療につなげ、命を救うこと・重症化させないこと、そして、クラスターを把握する等して、できる限り感染を広げないようにすること、自粛要請緩和などの政策判断のために、地域や社会全体の感染の程度や傾向を把握することです。

    千葉大の研究班が4月21日に、「新型コロナ感染症で死亡者数を減らすためにはPCR検査の陽性率を低下させることが必要であり、そのためにはPCR検査数を濃厚接触者などで症状が見られていない者にまで幅広く拡充させることが急務」と発表しました。

    ただ、この研究は、各国データを比較して、
    「PCR検査が十分に行われないと、症状が出る前の早期感染者を見落とす、あるいは、重症者の入院が手遅れになる可能性が高い(よって、陽性者が見出されて死亡者が増加する期間が短くなる)」といっているだけであって、「日本もPCR検査数を増やさないと、そのせいで(PCR検査をしなかったことそれ自体が原因で)どんどん死亡者が増えてしまう」といっているわけではありません。

    実際、欧米諸国と比較して、日本の死亡者数は、数値としても、人口当たりで比較しても、かなり少ない(※)といえます。日本のCT検査の高い実施率も併せて、重症になる方を早期に把握して、適切な医療につなげている、すなわちPCR検査数が多くなくても、重症者の入院を手遅れにはしていない、といえます。

    (※)もちろん、亡くなられた方やご家族のお気持ちになれば、たとえお一人であっても極めて甚大な犠牲であり、比較や多寡の問題ではありません。ただ、ここでは、統計的な議論をする必要がありますので、こうした言い方になることをご容赦ください。

    陽性率を低くすることそれ自体に意味があるのではなく、計算の正確性にあまりに拘泥することも害が出てきます。実際に何が行われているから、人命が守られているのか、感染拡大は防がれているのか、その本質を見誤ることなく、限られた人材と資源と時間を、適切に振り分けねばなりません。

    物事の手段と目的を取り違えてはいけないと思います。


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