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レムデシビルを日本に無償提供 米製薬会社、特例承認を受け

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注目のコメント

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    日本ではすでに3箇所の医療機関が臨床試験としての投与経験を持ちますが、今回の特例承認と流通を受けて、より多くの医療機関で使用されるようになると思います。

    現状では、国内では私の所属施設も含めてファビピラビルの人道的使用が主流となっていますので、レムデシビルの流通は現場のフローを変えることになるかもしれません。

    ただし、米国内ですら、中南部の地域等からは、レムデシビルが入手できないという声が各医療機関で出ていますので、その流通は不十分な可能性が高いと考えます。

    使用する対象者をかなり絞った使用にならざるを得ないことが予想されます。


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    産婦人科専門医 医学博士

    世界での臨床試験の一部としての無償提供、ということで、
    ギリアドにとっても多くのデータを集められるわけですが、

    もちろん日本にとっても無償提供はありがたく、

    こういった国際的な助け合いは嬉しいですね。

    流通量が限られるようであれば、レムデシビル適応の重症患者さんにちゃんと行きわたるよう、患者さんと薬の配置が調整されますように。


  • 独立系臨床薬理コンサルタント Clinical Pharmacologist

    あくまで推測だが、レムデシビルに薬価が付くことを避けるための無償提供なのではないだろうか?


    レムデシビルの有効性が明確に認められているかいないかはとりあえず横に置き、このニュースを初めて見たときの私の正直な感想は「なぜ?」だった。開発にもそれなりに費用をかけた新薬であり、メーカーとしては「対価」をもらう権利は当然認められるべきだし、仮に薬価が設定されたとしても、全額国の負担になり患者負担はなかったと考えられる。

    今回の無償提供は「演出」で、本当の狙いは別のところにあるのではないか?


    COVID-19がなければレムデシビルをこんな形で日本で開発することはなかったはずで、日本市場においてレムデシビルの初回適応をCOVID-19として市場投入することの薬価上のメリットも十分に分析できる時間はなかったはずだ。類薬のアビガンを基準に薬価がついてしまえば、インフルエンザ薬レベルの薬価が設定されてしまうかもしれない。

    製薬メーカーには薬価戦略というものがある。薬価は適応症ごとに変えられないので、最初に市場に出す際に「薬価上一番有利な適応症」が一番最初に開発される適応症である。レムデシビルは抗マラリア薬であり日本で開発される可能性は低かったかもしれないが、COVID-19のようなケースと同様に、別の疾患に効くことも今後あるかもしれない。本来なら、薬価が一番高く付けられる適応症から開発したかったはずだ。

    メーカーにとってはCOVID-19に対して治療薬を開発すること自体がCSRのようなものだが、CSRのために本来薬剤が持つ商品価値を毀損するようでは企業活動としてよくない。幸い日本においてレムデシビルが適応となる重症患者は少なそうで、下手に薬価を付けて「販売」するより無償提供という形での「寄付」の方が、それほど大きくない出費でレムデシビルの「商品価値」を毀損しなくてすむ、と考えたのではないか。


    追記 5月9日10時

    さすがにレムデシビルを今後別適応で開発し薬価を「付け直す」可能性は低い気がしてきたが、日本の現在の薬価制度ではメーカー側で薬価コントロールができないので、いずれにせよ低薬価になってしまう。あくまで日本の薬価制度には載せなき別の方法を考えているのかも。

    将来的には日本の国費でアメリカから輸入されて備蓄されるとかね。そうすればアメリカの薬価で売上が立つ。


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