『鬼滅の刃』とアドラー『嫌われる勇気』の共通点──炭治郎は「承認欲求時代」のニューヒーローか
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今年最大のヒット作の鬼滅の刃。家族を惨殺された主人公の炭治郎は地球平和も復讐も望みません。彼の目的は鬼になった妹を救うこと。過去に原因を求めるフロイト的ではなく今とこれからにフォーカスするアドラー的とも言えます。
またアドラーは承認欲求を否定したことで有名ですが、炭治郎にも承認欲求は見受けられません。承認欲求全盛時代この漫画がヒットしているのは我々がこうありたくとも中々なれないという証左なのかもしれません。今まで心理学の視点でマンガを読むことがなかったので、こんな視点でマンガを読むのとまたさらに面白くなりそうだなと思いました。原因論で語られる物語って多いなと確かに感じました。
鬼滅も流行ってるから逆に読まなかったですが、ちょっと読んでみようかな。
失礼ながら大室先生が同郷と言うことを今日知りました。。
ここからは記事の本質とは関係なくただのマンガ好きの話で、余計なお節介ですが語らせていただきます。
シンジに関しては父に認められたいという点で承認欲求を求めてますが、ルフィは海賊王になる目的は認められたいということではありません。(本当の理由は未だにわからない)
どちらかと言えばエースの方が世界から自分という存在を認めさせたいという点で承認欲求を求めてたのかなと思います。
すみません、老婆心ながら語らせていただきましたm(_ _)m我が家も家族ではまっている鬼滅。
「トラウマを持っているのは主人公ではなく鬼」という部分にも心惹かれる。
相手にもドラマがあるからこそストーリーにのめりこむ。
そして
>世界を救おうとした『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジや、海賊王になろうとしている『ONE PIECE』のルフィとは違って、炭治郎は世の中を救うとかヒーローになりたいなんて一切言いません。ただただ、禰󠄀豆子を救いたいという自身の目的達成に向かって突き進んでいくのです。
なるほど炭治郎の生き方を表している。