バンクシー、医療従事者を称賛する新作を公開。サウサンプトン総合病院で展示
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バンクシー、新型ウイルス関連の2作目。
芸術、音楽、そして文学の存在感を示すクリエイターに感激。
私もCOVID-19がもたらした禍と混乱をテーマに、作品書きます。
注目のコメント
バンクシーのコロナ関連2作目。「今までとはヒーロー/ヒロインの定義が変わるよ、ゲームチェンジが起こった」という意味合いの作品を作った模様。
バンクシー本人のインスタアカウントで公開されているので、本物であるのは間違いなく、また、今後オークションにかけられ売上は保健機関に寄付されるとのこと。
現代アートはコンセプトやストーリーを展開するのが特徴の美術だが、今回のはまさにわかりやすくその例ともなっている。
現在はイギリスの病院に掛けてあるそうだが、医療従事者たちは鼓舞されているとのこと。
誰彼選ばずウイルスは人を蝕むので、物理的な腕力の持ち主だって歯が立たない。まさに世界中で現在ヒーロー/ヒロインは医療従事者たちなのだ。
追記
医療従事者の使い捨てへの問題提起なのか?と仰られている方がいらっしゃいますが、それはないと思います。
なぜなら、バンクシー自らがこの作品を「Game Changer」とタイトルをつけているからです。使い捨ての問題提起ならもっと違うタイトルになったはずです。
物理的腕力では太刀打ちできない敵が人類に襲いかかっている今、ヒーロー/ヒロインは医療従事者になった、とわかりやすく言っているのですね。
追記2
皮肉があるとすれば、今回の件で、ヒーロー/ヒロインが「黒人(看護士には低所得者の黒人が従事しているケースが欧米では多い)」の「女性」になったよ、ということではないでしょうか。描かれているのが敢えての黒人女性看護士ですね。今までは真逆のポジションにいて、あなたたちはヒーロー/ヒロインとして目を向けていなかった人種に助けられていますね、と。バッドマンもスパイダーマンも白人の男性です。まさに大胆なGame Changeです。いつもリアルなタッチのバンクシーに慣れてるので、この看護師人形の目のコミックタッチが新鮮です。
5/12はInternational Nurses Dayというタイミングもあってのことなのでしょうか。医療従事者の皆さんには感謝してもしきれません。アートでの医療現場への応援、粋ですね。
医療従事者が最前線で頑張っているのはもちろん、省庁や自治体・保健所の方々も身を粉にして尽力して下さっているはずで、そちら方面への感謝の声も届けたいですね。