米国で勃興する「超地元密着型メディア」のビジネスモデル
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ハイパーローカルは、1記事当たりのPVは伸びづらいから、なかなかリクープし辛いですよね。
だから地域にクローズドな形にしてユーザーがコンテンツ作るような方にスイッチしたnextdoorが出てきたが、ユーザーの獲得スピードは上がりにくいので10カ国以上展開してるけど、評価額は2000億円程度に止まってしまう。
地域オープン箇所で検索流入しっかり作れて、地域クローズドな箇所でリテンションしていける当たりコンテンツを費用対効果があう形で量産できる仕組みが作れれば…と各社しのぎを削っている状況と推察。
注目のコメント
アメリカで知らない街に行くと、大変便利です。地元政党の朝食会やパーティまで分かるので、取材したい人にリーチする場所が簡単に見つかります。
多くは、トントンで成り立っているという感じです。PatchがNYウェスト・ビレッジなどで盛んなのは、高所得・高齢者が多く、地域愛が強いという背景もあるでしょう。
一方、現在は多くのビジネスが閉まっているので、レストランや弁護士などの広告が入らず、厳しいかもしれません。「売ります買います」も、今は他人が触れたものを欲しい、という人が少ないと思います。面白い。
日本でいう、ニュースサイト×ジモティーのようなイメージ。
メディアのビジネスモデル、マネタイズは多様化しつつある。
・広告収益
・ユーザー課金
軸が大きく変わることは直近ないだろうが、
例えば広告軸でいくと純広ではなく、
ネットワークでのダイレクトレスポンスや、
データ活用、位置情報活用など。
ユーザー軸では、月額や機能拡張など。
深掘っていきたいドメイン。この記事が出てからPatchのサイトをずっと読んでいます。これまでも「超地元密着(hyperlocal)」だった地方紙が扱ってきた普通の地元のニュースや各種情報(住宅やclassifiedsなど)部分を取り込んでいます。既に地元紙が消えた「ニュース砂漠」には格好のメディアですが、生き残っている地元紙にマイナスの部分もあるかもしれません。競合することはメディアの競争を高め、質は良くなる可能性はありますが、併存するだけの広告収入があるかどうか。