大阪府知事は「仕組みを勘違い」 西村再生相、措置解除巡り不快感
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西村大臣のこの記事に関するコメントのツイート
https://twitter.com/nishy03/status/1258009235423555591?s=21
「記事は正確ではない。休業の要請・解除は知事の裁量。解除する基準は当然ご自身の説明責任。また都道府県の裁量・権限の拡大を主張しながら、自身の休業要請の解除の基準を国が示してくれというのは矛盾。仕組みを勘違いしているのではないか。
緊急事態の解除の基準は国の責任。近く明確に示す方針。」
西村大臣のツイートに対する吉村知事のお詫びと真意を伝えるツイート
https://twitter.com/hiroyoshimura/status/1258026380601655297?s=21
「西村大臣、仰るとおり、休業要請の解除は知事権限です。休業要請の解除基準を国に示して欲しいという思いも意図もありません。ただ、緊急事態宣言(基本的対処方針含む)が全ての土台なので、延長するなら出口戦略も示して頂きたかったという思いです。今後は発信を気をつけます。ご迷惑おかけしました。」
これを受けて西村大臣の返答ツイート
https://twitter.com/nishy03/status/1258038049704828930?s=21
「このウィルスを早く収束させたいとの思いは同じ。しっかりと連携して取り組みたい。国も解除に向けた基準など明確に示し説明責任を果たしていく。」
国と地方がそれぞれの役割、権限でこの事態に適切な対応をしていただけることを期待しております。なかなか緊張感のあるやり取りだと感じました。休業の要請・解除など「緊急事態措置」に関する事項は知事の裁量。当然、それを解除する基準は知事の説明責任の範囲と考えるべき。
これに対し「緊急事態宣言」の解除の基準を示すのは国の責任。それは西村大臣が近く明確に示す方針だと言っているのであるから、知事や記者がとやかく言う筋合いのことではない。
そもそも、こういう話しは、知事と大臣が直接コミュニケーションをとるべきもの(そのための枠組みは存在している)であって、軽率にメディアが間に入って伝言ゲームになるのは良くない。
直後に吉村知事は気付いて
「西村大臣、仰るとおり、休業要請の解除は知事権限です。休業要請の解除基準を国に示して欲しいという思いも意図もありません。ただ、緊急事態宣言(基本的対処方針含む)が全ての土台なので、延長するなら出口戦略も示して頂きたかったという思いです。今後は発信を気をつけます。ご迷惑おかけしました。」とツイートしている。
われわれは「危機」に直面しているのであるから、変に遠慮して曖昧なことを言う必要はない。大臣と知事のガチンコの議論は必要だが、当事者以外がそれを無責任に掻き回すのは、よくない。今回の騒ぎは、いわばメディアの報道によって引き起こされたもので、記者は自らの軽率さを反省するべき。