エマニュエル・トッド「外出再開せよ。高齢者を救うために若者を犠牲にすることはできない」 | 政治家は私たちをここまで無防備にしていたのか
コメント
注目のコメント
トッドさっくり言うなあ。煽り狙いではない“状況を俯瞰するために必要なラディカルさ”が備わっている論と思う。
> 外出を再開すべきです。高齢者を救うために若者や現役世代の生活を犠牲にすることはできません。そもそもフランスでロックダウンをしなければならなかったのは、ニコラ・サルコジ以降の政権が公衆衛生面での備えを縮小していたからです。
> 根本的な問題は、フランスの病院が破壊されていたことです。この国の指導者が、現実と切り離されていたことも示されました。
>社会にとって役立つ人とそれほどでもない人がいることを、今回のパンデミックが証明してくれました。
> この国が倒れずにすんだのは、トラック運転手、スーパーのレジ係、看護師、医師、教員のおかげであり、金融マンや法律を巧妙に操れる人のおかげではなかったのです。
人を煽るためだけにラディカルさを利用している人や論は政治家まわりを中心に掃いて捨てるほど見かけるが、ああしたものはトッド言うところの「社会にとってそれほどでもない人」のカテゴリに入るべきものだと思う。英仏が個人主義で自由な文化の国で、日韓ベトナムが権威主義で伝統の国だと?よくわかってないね。そこが西欧人がいかに自分達以外の興味がないかという事実を浮き彫りにしてるよね。権威に従属しているのはむしろ西洋社会の方です。
あといつまでたっても、高齢者vs若者とか、二項対立論ばっかりやっているよね、この人達。それこそ善悪二元と敵味方区別で安心するという「伝統的かつ原始的で古臭い」規範に縛られている証拠です。「外出再開せよ。高齢者を救うために若者を犠牲にすることはできない」。このメッセージを70近いトッドが発信するから迫力が出る。日本でも高齢者サイドから同様のメッセージをどんどん発信してほしい #新型コロナ #ロックダウン解除