軽乗用車の比率、8ポイント増 10年間で、日本自動車工業会
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注目のコメント
少し前に発表された数字ですが、それはともかく。
特に地方の人たちにとってクルマは必需品です。必需品だから購入費はもちろん維持費を安く抑えたい。クルマは1人一台持ちが当たり前。こうなると登録車に比べて圧倒的に維持費の安い軽自動車に流れるのは当然です。
小さいから取り回しも楽だし、駐車スペースも小さい。ただし、衝突性能では登録車のそれには一般的に及びません。
また、軽自動車規格のおかげで、国と自治体にとって金の成る木の登録車の税制は高いままです。
日本市場のために余分な投資ができない自動車メーカーはグローバルカーばかりを登録車に入れてくる。国内専用と呼べるのは軽自動車とミニバンくらいです。これでいいのかなぁ。
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1924
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1921
https://www.airia.or.jp/publish/statistics/ub83el00000000wo-att/01.pdf都会暮らしをしていた時には気付きませんでしたが、地方都市にくると本当に軽自動車が多い。特に車庫を見てみると、「大型車+軽ボックスワゴン」の組み合わせが多いのに気付きます。遠出の時には大型車で、近くの買い物などでは搭載量と取り回しが両立できる軽ワゴンを用いているのでしょうか。
また、免許を取得した子供の最初の車として軽を選ぶ家庭も多いようです。
また法人では軽のハッチバックの需要は大きいです。医療業界では訪問系業務の際には取り回しが容易で狭い道にも入れるこのタイプは重宝します。
確かに税金面では大きなメリットがある軽自動車ですが、実売価格を見てみると実は普通車のコンパクトカーと大差ありません。安全性能などを追い求めて軽自動車も近年価格が上昇しているのが原因と考えられます。ボックスでは自動ドアも当たり前になりましたし、オートライトなども装備率が上がってきました、
しかし衝突時安全性能に関しては雲泥の差です。特にボックスワゴンは室内容積に重きを置いた分、衝突マージンは皆無であり、搭乗者の安全の面ではかなり不安があります。また重量の問題からサスペンションも弱く、振動を拾いやすい、車高が高いタイプでは煽り風に弱いなど、様々な問題があります。
この点を考えれば、安全性能と税金がトレードオフになっている可能性が否めません。これでいいのでしょうか。