市場規模540兆円、化学業界向けのマケプレを構築するKnowde
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化学業界はとにかく巨大。従来はコングロマリットが基礎化学から中間財、特殊化学品までサプライチェーンの上流から下流まで広くカバーする構造でしたが、金融危機以降は事業買収・売却により業界構造がより細分化されました。
コモディティ性の高い基礎化学品では合従連衡が進み、価格決定力の強いプレーヤーが優位な市場に。
特殊化学メーカーはより細かい顧客ニーズに応えることで付加価値を高め、収益性の改善や製品の価格ボラティリティを抑制に取り組んできました。
化学品のマーケットプレイスといば、化学卸売に特化している企業も存在します。業界一位はunivarという企業ですが、オンラインサービスも最近始めていたはず。業界大手とどう差別化を行っていくのか興味深い。
「世界最大の企業であっても、自社の化学物質についてさえ内部検索機能を備えていない」とマグワイア氏は述べる。「私は世界最大の企業2社と話をした。友人の化学者が在籍する会社とは次のような話をした。新しい調合を組成しようとするとき、社内にどんな化学物質があるのかをどのように探すのか。自分の部門にある場合は非常に簡単だ。他の部門の化学物質が必要な場合、それを検索する方法が今はない」これは興味深い!ちょうどほしいと思っていたサービス!
「企業は情報発信を販売代理店、仲介業者、営業チームに頼っている」
まさに入社して感じていた課題の1つで、BtoB主体の化学メーカーにとって新規案件を売り込むってすごく難しいらしい
BtoBマーケティングってなんで本が少ないのだろう?と疑問だったけど、それは人間を介在した営業が主体だったからなのかも
まだ化学物質を取り扱うだけ?のようですが、ラインナップが増えて営業手段が民主化したらとても面白い!