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先週、新卒2年目のインド人ふたりの就活話を聞いてたまげました。学生中に某大手航空券予約サービスをハックしてシステムの脆弱性を発見→その会社の社長宛にLinkedInでメッセージ。同社でのインターンを希望しますとアピール→社長から直接IT部門を紹介、インターン生として入社。
この記事に通ずる部分もあると思いますが、実力があって、グリットと情熱がある人の道は必ず開けるもんだな、と感じました。
この2人、その後片方はマッキンゼーに新卒入社、もう片方は弊社に新卒入社して働いています(つい最近までこのエピソードは知りませんでしたが笑)
チャンスは常にあるという事。
大事なのは、
そのチャンスを打ち返す準備をしているかどうか?
という事。
これからの時代は学歴よりも、
こういうスキルやマインドセットがある人が生き残る。
当社の例で言えば社内物流、会社に届くサンプルや郵便物、宅配便をオフィス内にデリバリーする部門がある。
アルバイトや派遣さんだがユナイテッドアローズの、というところで本当はファッションの仕事をしたい、実はデザインの学校でてますという人が応募してくる。
社内物流だからそれこそどのブランド、どのセクションにも顔が売れ、デリバリー仕事を通じた工夫、ホスピタリティやマナー、センス、コミュニケーションを見極められ、うちに来ない?と声かかるパターンがある。
杉村大蔵のドイツ証券のトイレ掃除のように
目の前の仕事に専心し、周囲に対するホスピタリティやマナーを欠かさない。仕事ができて好印象、
そうした人を見ているひとは必ずいる。
彼のバックグラウンドをすると尊敬の念を持たずにはいられない。
最近もコロナ対策エンジニア、というコミュニティを立ち上げ、日本に、エンジニアに、貢献しようとしてくれている。
結果自身の社会的な生存能力みたいなもんが上がる。そういう繰り返しでいわゆるバージョンアップが行われるのであって、大学とかいくとそれが自動的にできる環境がある程度用意されているってことだったりするんだと思う。つまり大学は手段であって目的ではない。
ところでPCに熱中→SIer→マイクロソフトと言うと何かそんな感じの経歴の方が他にもいらしたような( *゚▽゚* っ)З
成功する人は自己投資して常に時代にあったスキルを習得できる人。
日本人もドラクエで経験しているはずです。ボスキャラに勝つなら、レベルを上げるか、装備スキルを上げること。ゲームが続いている間は、レベルアップを図らなければ次のダンジョン進めませんから。
ちなみに年収3000万とありますが、シリコンバレー周辺では1400万円でも低所得者に入るので、決して高い給与水準ではありません。OECD平均以下の日本の給与水準が相対的に安くなっていることが問題です。30年で年収は16万円しか上がっていないのですから。日本がエンジニア大国になって、世界のトップクラスの豊かな国になる方を考えたい。
この記事からも吉田さんの仕事への真摯な姿勢が垣間見える。様々な苦労を乗り越え、諦めない。その誠実さ、彼の実績に目を向けた外資系のマイクロソフト。
この時代だからそこ勇気づけらえるストーリーです。
この二つがあればこれからの時代は生きていける、と個人的には思っています。
それにしても勇気づけられる記事でした。