キヤノン、御手洗会長が社長を兼務 真栄田氏は健康理由に退任
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年齢については触れないにしても、最近のキヤノンは業績面でもパッとしないことを考えると、会長の御手洗さんは、これを機に引退されてもいいくらいの状況だと思います。そのなかでの社長復帰とは・・・。これでは、従業員の士気もあがらないですね。
注目のコメント
キャノンには、お世話になりました。2001年から2006年まで、積極的に株式を保有させてもらいました。マネジメントで会社が変化するのを目の当たりにしました。キャノンも、御手洗社長も、輝いておられた時期でした。経団連会長に就任されたのを機に手仕舞いました。
今回の社長就任は、3回目になります。優れたマネジメントでも、引き際が難しいと感じます。構造的な要因もあるかもしれませんが、業績は伸びなくなっています。ここ十年以上、株価も市場に対して大きく劣後しています。そういう中で、御手洗会長がまた社長職を兼任されるのは常識的には疑問符がついてしまいます。
現在のガバナンス体制は、黄色信号が点滅していると言わざるおえません。社外取締役は、こういう人事を身を挺して止めるのが役割なのではないでしょうか。厳しいコメントになってしまいましたが、キャノンには、日本を代表するエクセレントカンパニーとして復活してもらいたいものです。売上高も利益率も、前回社長に就任された2012年から横ばいor右肩下がりです。一方で、配当性向は100%超えが続き、利益に関係なく定額配当と、業績連動な配当方針でないようです。
外野が言うのもなんですが、ガバナンス的にも株主利益的にも!?と感じる投資家は少なくないのでは。コーポレートファイナンスの実証研究の事例としては興味不快ですが、同社のステークホルダーには…な感じもします。