仏、コロナ後の移動は自転車で 利用促進へ修理費補助
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ここ数年間、自動車依存をやめ通勤は雨の日も雪の日も安全を心がけ、約300日は自転車に乗って生活してます。だいたい20分往復。
おかげで、身体が強くなったのか全く風邪をひかなくなりましたし、メンタルも強くなった気がします。
注目のコメント
コロナ危機は欧州の「オランダ化」を加速させるのか。ブリュッセルやベルリンでも中心市街地で一般車道を自転車用に転換する計画があります。
ロックダウンを緩和してもソーシャルディスタンシングを続けるために公共交通の利用は控えてもらいたいが、車の移動が増えるのも環境面で好ましくない。それならばと自転車利用(と徒歩)を促す欧州らしいアプローチです。
パリの場合はコロナ前からあった自転車利用の促進計画が加速した形。他の都市はとりあえず時限的な措置のようですが、長期的な環境対策として中心市街地への車の乗り入れ規制は広がるでしょう。この記事で最も着目すべきは写真手前のチキンのローストです。美味しいんですよねこれ。
ともかく。
パリでは巨大なロータリーの車線を幾つか潰すなどして都市空間から自動車を排除する施策がここ数年続いていましたが本格的に自動車やメトロを置き換えるまでは整備はまだまだ。今回の補助金も20億円程度ですので気休め程度かなと思います。実質的にはテレワーク継続と時間差出勤が不可欠です。
個人的には自転車に加えて電動キックボード等の個人用電動モビリティ(フランスではNVEIと呼ばれます)がトレンドとして来ると予想しています。Limeの様なドックレス型シェアではなく個人所有のものです。フランスでもロックダウン前から人気上昇中でしたが、個人所有のNVEIには駐輪場が不要という大きな利点があります。自宅やオフィス内で保管可能で、電車にも畳んで持ち込めます。
上記の駐輪スペース等の問題からシェア型は大都市の地下鉄需要を一部でも置き換えるほど物理的にスケールしないというのが個人的な印象です。一時利用はともかく通勤等には個人所有が主流になると考えています。それほど高価でもありませんし、ヘルメット着用や保険といったガイドラインも昨年整えられたため、外出制限解除後のブーム待ったなしの状況だと勝手に期待しています。経済活動停止によって地球規模で大気汚染や水質汚染が改善されていき、また活動再開によって元に戻るものを、少しでも現状で維持しようとする姿勢がとてもいいです!
アメリカや中国、インドでも同様の施策(ほんのすこしでもいいので)が検討されると、SDGsの目標達成に近づきそう。
もちろん日本でも!