サーカス団経営の男逮捕、和歌山 練習の娘虐待疑い

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注目のコメント

• 星野 真希子

  フリーランス ライター

  ・2020年05月01日

  何年か前に、子どもに芸を教えているサーカス一家の父親と、その妻（子どもの母親）をドキュメンタリー番組で見て、こんなに小さなころから酷いなと感じたことがありました。
  
  今回のニュースを見て、やはりこうした事件が起きるのかと、ふと記憶をよみがえらせていたら、まさに先の一団のことで驚きました。
  
  11歳の少女が3kmも離れたところまで助けを求めにいくとは、賢く懸命な判断ができる子なのだと思う一方で、日々、体も心も相当につらかったに違いないと感じます。
  
  子どもにとって親は、どんな人柄であっても頼らざるを得ない存在です。
  実際に虐待があったとのことですが、たとえ本人が同意したとしても、まだ判断力のない小さなころから仕事をさせるのは、それ自体が虐待のように感じます。
  何より本人の意思を尊重し、健やかな環境で育まれて欲しいと願わずにいられません。