｢200万円は返せない｣世界一周クルーズ"ピースボート"の開き直り 観光庁が行政指導も､販売は継続中
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「世界一周の船旅」で知られるピースボートが危機に瀕しています。クルーズを主催する旅行会社は4月出発のツアーを中止したのに返金しておらず、観光庁から行政指導を受けました。しかし、その後もツアーの販売を続けています。旅行会社の説明はこうです。
「(新型コロナウイルスの影響で）非常にたくさんの方がキャンセルする中で、事業の継続と安定化も含めて、一括返金ではなく分割での返金をお願いしています。保証金の活用といっても供託している金額は数千万円です。金融機関からの借り入れも相談しているところです。いままでの実績も評価していただいて、ご理解いただけるようにお願いしています」（ジャパングレイス広報担当者）
苦しい事情はわかります。ただ、その事実を隠して、ツアー募集を継続するべきではないはずです。ジャーナリストの田中圭太郎さんががトラブルの一部始終をリポートしています。ぜひご覧ください。
