コロナ収束後もオンラインでの「会議、セミナー、飲み会」は定着する?
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定着するのかは日本の文化的背景も考慮しないといけないと思います。
”察し”や”おもいやり”、”おもてなし”といった日本文化特有の概念はオンライン文化にはなじみにくいように思います。
しかし文章中にも指摘される「ノンバーバルコミュニケーション(=非言語コミュニケーション)」はコミュニケーションの中で大きな役割を担っていると思います。会議などにはいいと思いますが、交渉事などにはすこしどうかな?と思います。
オンライン診療に関しても同様に、実際に見ないとわからないことや、感じえないことがあるため医療に関しては原則対面診療が必要だと私は思います。
注目のコメント
リモートワークは思った以上にストレスが掛ると多くの方(自身含め)が体験してます。
ズームなど会議(3人以上の場合)の非効率性を実感しています。現状このリモートワークでは難しい『大切な意思決定の場』を築き上げるにはもう少し時間か必要かと思います。
しかし、幾つかの手段は残してくれていると思います。既に強い関係を築いている集まりであれば、毎回無理しての面会は必要ないかもと思っています。私はかつて典型的な出張族で、一年の大半を客先の地域で過ごしていました。
それはそれで懐かしくも楽しい思い出ではありますが、今にして思うのは、当然そのコストはお客様に転嫁されているということ。
同様に、本質的でない部分のコストをお客様に負担させる一方、肝心な部分のプロダクト開発やサービス提供に資金が向かわず、全体から見るとマージンが低い=生産性が低い、という状態が今までの日本企業だったのではないでしょうか。
仲間内の飲み会はともかくとして、私たちはあまりに不要な業務コストをかけすぎていたことが、今回のコロナではっきりしたような気がします。
長く続いた人間の習慣というのはそう簡単に変わるものではありませんから、コロナ明けは一見元に戻ったようにみえると思いますが、長期的に見れば不要なコストをかけ、それを顧客に転嫁してきた生産性の低い仕事や業務は、淘汰されていく結果になるでしょう。コロナ収束後もリモートワークは企業や個人の選択肢として残ると思いますが、今までとは全く違う形で残ると思います。
コロナ前から私はリモートワークを選択肢として常に持っていましたが、外資グローバル企業でのリモートワーク経験と、(短期間だけいた)国内のドメ企業でのリモートワークはまったく異なる経験でした。
外資グローバル企業では、皆が当たり前のように(その日のスケジュールに合わせて)リモートもオフィス出勤もしていたので、ツールなど設備が揃っていることはもちろん、社員の意識も常にリモートを身近な存在としていました。だから当たり前のように細かな気配りができる。
対してドメ企業の方は、私だけがリモートワークという特殊な勤務形態だったので、節々で働きづらさを感じました。会議で決まったはずの内容が勝手にオフラインで行われた立ち話しで逆転しており、それがちゃんと共有されていない…など。悪気はなかったのでしょうが、リモートワークを自分ごととしたことがない社員がリモートへの気配りをすること自体、無理だったのだと思います。
いま、国内企業も一気にリモートワークシフトを余儀なくされ、様々な業種業態で少なからず業務の一部をリモートシフトしたと思います。だから、オフィスに戻ってきたとき、彼らは気配りができるようになるはず。
リモートワークが国内でも「ライフチョイス」として当たり前になり、結果働き方や雇用の自由が今までよりずっと多様になれば、素晴らしいことだと思います。