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「パルスオキシメーターの数値で新型コロナの感染判断はできない」 コニカミノルタが「本当に必要な人への供給を優先」呼びかけ

ねとらぼ
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    丸の内の森レディースクリニック 産婦人科医、医学博士

    軽症患者が止むを得ず自宅している間に急変し死亡した例が報じられた際に、自宅パルスオキシメーターがあればもっと早く重症化していることが分かったかも、と言われたことでパルスオキシメーターの買い漁りが生まれたと認識しています。
    自宅待機中に急変したら、という不安は誰にでもあると思うので、呼びかけよりも医療関係者に見守られているホテルや病院などの施設への収容などを進めていくしかないのではないでしょうか。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    本当に、このような流れをどうコントロールしたらいいのか、私にも分かりません。少しでも有効な可能性があるならばと飛びつく不安の気持ちは理解します。

    パルスオキシメーターは、指の先や耳たぶなどに装着して、血液中の酸素濃度を推定するための機器です。

    パルスオキシメーターの存在意義を否定するつもりは全くありません。道具の一つとして、我々も日常的に活用していますし、とても便利な機器です。しかし、会社が呼びかけるように「感染判断」など全くできませんし、あくまで酸素投与の必要性を測る参考所見の一つです。呼吸数など様々なパラメータを見ながら状態把握をする、パーツの一つなのです。

    実際、肺炎患者さんを診療する際には、機器の出す数値のブレ、誤差を懸念して、血液検査を組み合わせ、答え合わせをするようにしています。そのプロセス無くして、パルスオキシメーターの数字だけを追いかける危険性をよく理解しているからです。値がブレてしまうこともとても多いのです。一般の方で、このような限界を理解しながら使用できる方は極めて少ないのではと思います。

    そして何より、日本全国に、自宅で酸素投与を行う「在宅酸素療法」を受けている方が沢山いらっしゃいます。この方たちは、医療機関で答え合わせをしながら、自宅で利用することを真に必要としています。新しく必要とする方に機器が行き届かなくなってしまったら、生命のリスクを与えるような事態です。

    安易に購入する前に、ぜひ想像力を働かせていただきたいです。普段から大量消費があったわけではないのです。供給は限られています。そして、その限られた機器を真に必要としている方がいるのです。


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    総合内科医 医学博士

    パルスオキシメーターは医療現場では体温計と同じぐらいの頻度で使われる、呼吸状態の悪化を把握するのに重要な医療機器です。新型コロナに関しては、感染の有無の判断にはもちろん使えず、「感染予防目的に使える」というのはもはや意味がわかりませんが、感染が確定した人が自宅待機していて良いか、すぐにでも入院すべきか判断する客観的な判断軸の1つにはなると思います。

    ただ、手が冷えていたりマニキュアをしていたりすると実際より数字が低く出ることもあり、絶対的に信用できるというものではありません。実際の医療現場では、患者の呼吸の回数や呼吸のパターン、パルスオキシメーターの数字などを総合的に判断し、アセスメントを行っています。

    マスクや精製水とは違い消耗品ではないため、「もともと使っていた人が使えなくなって困る」という状況は比較的少ないかとは思いますが、本当に必要な人に行き渡らない問題は深刻です。


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