早稲田大学 学生1人当たり10万円の「緊急支援金」給付へ
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早稲田大学の教員の一人(研究院客員教授)として言わせていただく。慶應大学と比べて財政的な基盤が弱い早稲田だが、今回のコロナ対応では、よく頑張っていると思う。私が講義を担当する経営管理研究科を含む大学院の一部の学科では、先週から(Zoom等を活用し)オンラインでの正式講義が始まっている。学生の履修状況は、例年より多くの科目を受講登録しているようだ。物理的に大学(高田馬場)に通学する必要がなくなり、仕事やアルバイトをやりながらでも、以前より多くの授業に出られるようになったのがその背景、だと受け止めている。事実私の担当する科目でも、例年の3〜4倍の学生が履修登録している。これは、良いことだと思う。GW明けから、オンラインでの授業が学部でも全面的に開始される。一つの心配は、一人一人の学生の通信環境だが、今回の支援金で、その準備に関わる負担がある程度軽減されると思う。学生同士の横のつながりをどうやって作るかや、大学との精神的結びつきをどうやって築くかなど、課題も多いが、動きながら考えて、進めていくしかないと考えている。
今期早稲田に通っているのですが、
4月初旬には全ての授業がオンライン化が決定し、5月11日から授業開始と発表されました。
学費を返せ〜などの議論はありますが、
先んじて今後の動向を発表してくれたのはありがたかったですし、私はこの方針を支持します。(追記)
校友会から緊急メールが来てました。
「新型コロナウィルス感染症拡大に伴う緊急支援金」として5億円投じるとのこと。
・経済的な理由により就学をあきらめなければならない学生を一人たりとも出したくない
・新型コロナウイルス感染症を人類が克服し、終息した後(アフターコロナ)には、日本のみならず世界で貢献できる「たくましい知性」と「しなやかな感性」を持った学生を1名でも多く社会に送り出すというゆるぎない決意のもとに、総額5億円の支援策を講じる
・家計急変者のための奨学金の増強、およびオンライン授業を受けるためのパソコンやWiFi機器の無償貸与などを含めて大学より約5億円の財政支出
とのことで、OBへの寄付の呼びかけもあります。
群れないが、いざという時に助け合う校風はモンゴルの遊牧民的?
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自分もそうでしたが、早稲田は地方出身の学生が多いですからね。学費は親が出してくれたとしても、アルバイトしながら生活費を稼いでいる。
私は賄い付きの飲食店のアルバイトに助けられましたが、いまはその飲食店のアルバイトがシフト減らされるどころか、休業で仕事がない、厳しい状況。
早稲田は学生数が多いのと、少子化を睨んで留学生を積極的に受け入れたこともあり、留学生も多数。6000人ぐらい(半分以上は大学院生)で全体の1割以上。留学生や帰国子女主体の国際教養学部以外にも、留学生がけっこう来てます。特に大学院ではかなりの割合。
中国や台湾では、早稲田>慶應の人気なので、北京大学や台湾大学などのトップ校からも少なからず。OB会の稲門会は慶應の三田会に比べて政治的、経済的なネットワークは弱いですが、その分、アジアの優秀な人材ネットワークを構築中。いずれアジアとつなぐグローバル稲門会ネットワークができるでしょう。これから発展していくアジア諸国との人的レベルの交流は重要。
中国人エリートが慶應よりも圧倒的に早稲田を目指す理由
https://diamond.jp/articles/-/104578?display=b
地方や海外出身の学生たちにとって、政府の給付金と大学の緊急支援金合わせて20万は非常に大きい。家賃払ってもなんとか3ヶ月は頑張れる。
大学としては学費減免と財政的に変わらないですが、緊急支援金の方がインパクトあるし分かりやすいかな。