名バリスタでもある計算化学者が解明した「完璧なエスプレッソ」をいれる方法
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いつも同じ味を再現するのは科学だとして、いつものお店の味は実は変えているというお話しを。
私の実家はしがないラーメン屋だったのですが(私のアイコンは店の写真)、親父に「今日のラーメン味が薄いよ!」と文句を言うと、「お前の体調がいつもと違うんだよ」と言ってたのを思い出します。
毎日同じこと繰り返しているように見えて、機械では無く人間が天気や気候などを感じてモノを作ることは一定の揺らぎが有り、食べ物の場合はそれを味わう人も揺らぐ。
そういった意味で、東京に残された個人経営の飲食店が、コロナを境にして絶滅に向かってしまうと、大戸屋の敵対的買収問題で争点になっているセントラルキッチンと同様、均質な食文化を受け入れなければならなくなる恐れも。
築地市場の問題も土壌汚染が本質では無く、本来多様な食材(自然)を、仲卸が揺らぐ食材の品質を目利きして、個人経営店に卸すことで食文化という多様性を築き上げて来ました。
食文化なんてそこまで多様で無くても?と思いがちですが、人類の遺伝的有効個体数はチンパンジーの1/10で、人の方が遺伝子が均質と言います。均質ながらも生き延びて発展して来た理由として体内に取り込む食文化の多様さを指摘する向きも有り、食以外の文化が様々あることで生物的弱さを人類は補ってきたと解釈出来るのではないか。
何でもかんでも効率化や知識の外部化・移転共有が進むグローバリズムは、コロナの後ではどうなっていくんでしょうね。毎日飲んでいたコーヒーの抽出がこんなに複雑だったなんて、、驚き!
しかも抽出率によって酸味・苦味が変わるということでしょうか、、?これも深い
確かに記事を読むと考え方が化学的で共感できる笑、完璧な一杯を突き詰めた結果コーヒー使用料を減らせる点も興味深い
勿論、偶然できた味や風味、香りを楽しむのも面白いでしょうが、
完璧な一杯の基準があればその人が好きな「最適な一杯」を煎れられるのではないでしょうか。