惜しげもなく──。三ツ星シェフはなぜレシピを無料公開したのか?
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食は、地域性が色濃く反映され、"食文化"とまで言われるので、如何にグローバルになっても、"美味しい"という基準は、その地域で収穫されるもの、土地柄、気候、伝統などがそれぞれ影響して出来上がる。故に、そこに住む人達の"美味しい"という主観で評価されるが、"美味しい"の飽くなき探求を試みるならば、"美味しい"の秘密をオープンにして、様々なフィードバックを得ることが更なる進化を加速させると思う。数年前に、弊社のAIを活用して、世界中のレシピ、食に纏わる文献、研究文書などを学習させ、人間の主観(バイアス)に関わらず、ユニークな組合せ、固定概念から掛け離れたレシピを考案したプロジェクトーChef Watsonは、とても興味深く、個人的に楽しめた。人間では思いつかないような意外性のあるレシピをロジカルに考えられる点がChef Watsonの強み。想像できない料理を食した時に、覚える"WOW"は、自身の味覚に新たな刺激として明確に刻まれる素晴らしい体験になる。個人的には、タコとブルーベリーのパスタは美味しかったです!
このご時世の食事は、数少ない楽しみの一つです。笑
国内でも徐々に広がり素晴らしい取組です。
レシピを公開したり料理教室に参加した記憶は覚えていて、収束したときに、足を運んでプロの料理を味わいたいと思う人も増えるはず。こんなに上手に作れなかったなとプロの腕前に改めて気づくことにもなるでしょう。
普通に料理を食べるより話をきいたり体験時間が長くなるので、ファンが必然的に増える結果になると思います。これいいですね。
コロナによる世の中の変化の一端が垣間見れる。
プロ中のプロが惜しげもなくレシピを公開する。
レシピは本来は門外不出の企業機密です。
その狙いは?
> 誰かのために、ではなく、まずは自分の「fun」のために。
>だからこそ、「Cook at home」は、自分流でいいと思う。
ただ、楽しんでもらうため。
プロ中のプロの素晴らしい理念と思いを感じる。
これまで食のプロの世界は職人かたぎで閉鎖的な体質があった。経験やノウハウは暗黙知的であり、特に和食の世界は見て学べ的な下積み重視の世界。
開業後史上最速の一年半でミシュラン三つ星を獲得した米田シェフは、京大卒の数学の天才と呼ばれた異色の人物。
暗黙知になりがちなレシピや調理方法、経験を徹底的に解析し、数式化、図式化し、スタッフでも同じように作れるように仕組み化した。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00220/00006/
それぞれ目的は違えど、持てるノウハウや経験や思いを伝えるための努力という点では似ている。
コロナ以前にもネットを通じて情報やノウハウをシェアするのは当たり前になってましたが、今後は立場を超えてシェアし、行動につなげるという動きが加速するのでしょう。知と経験と感動の共有と行動化、再生という形で。
この動きがある限り、人間はAIにはまだまだ負けないよ笑 100億人を超える人間クラウドコンピューティングなのだから。