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WEOに続いて解説を一筆させて頂きました。本文中に示したように今回見られた資本流出スピードはリーマンの1.5倍という苛烈なものでした。これに対し金融機関のTier1比率は当時と比較して400bps改善と耐性が強化されています。GFSRはこの点については前向きな評価を与えています。
2008年秋のリーマンショック時は、米国発で生じた金融機関相互の疑心暗鬼がギリシャの財政危機を契機に欧州発の金融危機を招き、世界の投資マネーが一斉にリスクオフになって新興国から引き揚げられ、世界の需要が消えたと称される世界経済の停滞に至りました。今回は感染防止のための経済封鎖が世界の需要を消して世界経済の停滞を招き、流動性も金融機関の健全性も保たれている状況下で新興国から一斉に資金が引き上げられているわけですね・・・ 
金融危機が端緒だったリーマンショック時は、先ずはFRB(米国)が資金供給を増やすことで米国が小康状態になり、次いでECB(欧州)が資金を供給することで欧州が小康状態になり、投資マネーが次第にリスクオンになって新興国に戻っていったわけですが、需要の停滞と投資マネーの引き上げから始まった今回の停滞局面は全く違う様相を辿りそう。「コロナショックを受けた景気低迷とそれに伴う与信環境の悪化はこれから到来するという見方もある」ゆえんかも。
今は踏みとどまっている金融機関に甚大な影響が及んで金融危機を招けば、金融危機が発端だったリーマンショック時と違い、中央銀行の資金供給を支えに停滞を脱するのは難しいかもしれません。『経済活動停止期間の長さ次第で、「いまは大丈夫だが、今後は何とも言えない」』というのはその通りであるように感じます。
そんなことを考えながら読みました。いつもながら良く整理された分かり易い唐鎌氏の御寄稿ですね (@_@。フムフム
金融機関への懸念‥
新興国はもちろんですが、FRBは頑張っているもののジャンク債市場と、そこに投資をしている大手金融機関への懸念が気になります。そろそろ、いろんな金融機関が決算シーズンですし。
このタイミングで農林中金の話が浮上してきたのも気になります
以前からリスクとされていましたが、ドル建て債務を多く保有する新興国はたまったもんじゃありませんね。
大手金融機関の破たんに伴うシステミックリスクは抑えられているそう。リーマンショックの教訓が活かされていると言えそうです。
新興国については引き続き注視が必要ですね。
2020年4月版「国際金融安定性報告書」
https://bit.ly/2XSpUvg