英独でワクチン臨床試験開始へ 人に投与、米中は既に着手
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現在あるワクチンは、臨床試験を計画中のものも含めて、その多くがウイルスのスパイクたんぱくという同じ標的を狙ったものです。
同じ標的ではあるものの、「抗体を作れ」というメッセージの届け方、伝え方がそれぞれ異なるため、有効性や安全性も異なってくる可能性があり、各社でそれぞれ臨床試験を行う必要があります。
標的が同じである、ということを良い方に捉えれば、一つ上手くいけば立て続けに全て上手くことも考えられますが、逆に一つダメになると皆コケる危険性も孕んでいます。
ウイルスが少しずつ顔立ちを変えていく可能性も考えると、今後はプランB、Cとしてターゲットを変えたワクチン、ターゲットを複数持ったワクチンの開発も望まれ、仮に一つ有効なワクチンが見つかったとしても、この開発競争は長期に渡るものになると思います。どこかの国で新型コロナウイルスのワクチンが実用化されても、自国にすぐに安定して供給されるとは限らないため、各国で研究がすすめられています。
日本では7月にも臨床試験が開始される見込みとのこと。
各国の競争というよりは、全人類のために、ワクチン開発の進捗が有意義にシェアされていくと望ましいですね。BioNtechは、ゲイツが財団を通して投資しているmRNAワクチン企業の一つです。
https://newspicks.com/news/4835742/