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まだ、各国がそれぞれの意見を出し合っている段階だ。フランスの立場はスペインに近く、非常に長期的な返済に供する基金の創設を提案している。また、ドイツのメルケル首相は、共同債の発行には反対している。
4月9日のEUの財務相協議では、ESMやEIBなどを活用した金融支援策では合意したが、特にイタリアが押していたコロナ債という共同債の発行は見送られた。
欧州の感染状況を見ると、ドイツだけしっかり押さえられていて、また元々財政への考え方が極めて保守的。そのなかでPIGS危機の再来ではないが、経済的にも感情的にも、時間が経つにつれて欧州の中での対立・分断が激しくなりそうに思う。
政策対応の必要性はドイツも認めるだろうが、一方で元の志向と国民感情として、そう簡単に賛成はできなさそう。一方で、ユーロ安などのメリットをドイツが享受してきたのも事実。
ドイツはとくに合成の誤謬に注意が必要と思いますが。