iPS研究、日本健闘
日本経済新聞
3Picks
コメント
注目のコメント
『日本が育ててきたiPS細胞は一定の成果を生んできた。一方で政府内では前倒しで重点支援をやめる動きもあり、文部科学省が「山中頼み」で確保した研究予算は22年度末で途切れる。今後3年で、培った技術や育った人を無駄にせず昇華させる次の戦略の練り直しが必要になりそうだ。』だそうな。日本の科学技術政策の根本的な欠陥は上手く行っている研究の支援を簡単にやめること。産業化には研究よりも費用がかかるもの。そこを無視して研究成果が出たから、事業化は出来るでしょ、と放り出す。文科省的な成果が出たら、経産省化的な成果に結びつける工夫が必要なのに、そこが切れているのではないか。イノベーションを産業振興の柱とするなら、産業化まで費用の面倒を見ないとね。失われた30年となりそうな今、民間の活用には限界がある状況で国のかじ取りは重要性を増していると思います。