「どうぶつの森」特需 新作販売の遅延はリスク
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コンピューターからアーケード、家庭用、スマートフォン、クラウドと時代の盛衰がめまぐるしく移り変わるゲーム業界。その歴史と未来を探る特集「ゲームの未来」を企画しました。
外出をひかえた消費者による「巣ごもり需要」で特需が生まれたニンテンドースイッチ用ソフト「どうぶつの森」は3月という時期にも関わらず、クリスマス商戦と変わらない売り上げ。
しかし新型コロナの影響が長く続けば、一変して厳しい状況に置かれる。今は思わぬ恩恵が出ているゲーム業界ですが、その先に控える反動について専門家の意見を交え、開発の現場で出ている影響などを調べました。外出禁止または自粛をする地域が多くある。日本は4月から外出自粛要請を全国に拡大。3月までと4月以降で、ダウンロード版、パッケージ版の販売比率にも変化がありそう。
支出削減が進む中、Free-to-playのゲームに回帰する流れ、プレイ時間の増加も考えられる。スマートフォン向けは特にFree-to-playのゲームが多い。こちらも簡単に出来る支出削減の対象となりそうで、恐らく全体で見れば売上の減少は免れないでしょう。それでもプレイ時間が伸びることにより、課金機会が増え、売上増加の要因となるかもしれない。
リーマン・ショックの時は、スマートフォン向けのゲームが普及する前だった。スマートフォン向け、その中でもFree-to-playのゲームについて、大幅に景気後退する状況下でどのようにプレイされるのか。売上の傾向など、気になる事が多々ある。今は特需だが、これが長引くと収入との対比でエンタメの売り上げは下がるだろう。
ゲームが売れてるということはまだ余裕があるということ、これが売れなくなると余裕がなくなるし、エンタメ業界は大打撃、長期にわたって冬の時代が続いてしまう。新作とか関係なしに売れなくなる