臨時休校から1カ月半、学校は今
論座(RONZA)
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横浜市の小学校の校長先生による、この一ヶ月半の対応についての記事。
・学習は取り返せるが、命や健康は取り返すことはできない
・子どもは大人よりも、ずっと環境のストレスを受けやすい
・まず大人がポジティブに、ハッピーに
など、はっとさせられる言葉が並んでいます。
先生たちも今できることを一生懸命がんばっています。
決して学校を責めないでほしい。座学ですすめることのできる科目をオンラインで置き換えることにあまり心配はしていません。
でも、私が覚えている学校の出来事はそんなことではありません。
ふざけすぎて先生にげんこつを食らったこととか、クラスで問題がおきて全員で正座したこととか、毎日親友と学校に通ったこととか、「あいつ、すげー頭良かったよな」とか、淡い恋心とか、部活での苦しい朝練とか連帯感とか。
そういうのが得られないのだとしたら、とても悲しい。逆にAR/VRでそれをどこまで演出できるかが鍵だと思っています。「学校に行かなければ授業を受けられないという枠組みが変わ」ります。教育情報化の運動が目指してきたPC一人一台、デジタル教科書が整備され、その効用をみんなが実感する。そして次のステージに進みます。それは教科書、学習指導要領、試験といった日本の教育の仕組み、つまり学校そのものを問い直す「超教育」です。
同時にいま大事なのはこの先生が言うように、子どもたちが家に閉じ込められ大人よりがまんを強いられていること。勉強が1年止まったって、人生に響きゃしません。外とデジタルでつながって色んなものに触れるなど、子供のころコロナという戦乱を生き抜いた、という豊かな経験となるよう、大人が環境を用意してあげたい。