麻生氏「手あげたら10万円」 給付は自己申告との見方
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これは「税金」のお話です。「ぜいきん」と読みます。
小学校で「税金」は、「社会の会費」と習うんだよ。
みんなの安全を守ったり、維持していくのにかかるお金を国民が「会費」のように負担しあっているお金。
それを「税金」といいます。
明治時代、世の中の人の多くが「税金」を知らないときに「税金とは、国と国民双方(そうほう)の一致した約束」と教えました。
「政府は法令を設けて、悪人を取締り、善人を保護する。
しかし、それを行うには、多くの費用が必要になるが、政府自体にそのお金がないので、税金として負担してもらう。
これは政府と国民双方が一致した約束である」って「学問のすすめ」という本に書いたんだ。
今、「善人」が苦しんでます。
真面目にコツコツ働いている人。
お金が稼げなくても仕事に生きがいをもっている人。
誰かを育てるために、愛する誰かのために働いている人。
未来ある若者。
ここまでの社会を支えてくれた高齢者。
今、最前線で戦っていくれているお医者さんや医療関係者のみなさん。
休みたくても休めない生活インフラを支えてくれているみなさん。
その苦しんでいる善人に対し、政府が、みんなの安全を守ったり、維持していくために会費(=税金)を使うのは双方の一致した「約束」なんだ。
いいかい。
あなたがもしかしたら勘違いして「自分のお金」だと思っているものは、実は「税金」というものなんだよ。
そしてあなたは、そのお金の番をするだけの人です。
「仕方ねぇから、手をあげた奴に配ってあげてやらぁ」と言われても、善人には意味がわかりません。
善人から見ると、あなたが「悪人」に見えるだけです。
税金は、政府のものじゃないんだ。
ここをよくわかってほしい。
人の「いのち」が脅かされているときに、悪ふざけはいけません。
税金は、善人の安全を守り、維持していくために使うものだという政治家が学ぶべき基礎の基礎を今からでも遅くはないから学んでみてください。