大阪市長、関電社外取締役に橋下徹氏を推薦
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大阪市は昨年、第三者委員会に橋本氏を入れる意向でした。しかし、関電が、筆頭株主の大阪市の市長経験者であることは中立性に関わる可能性があるとして、その人選を取らなかった経緯がありました。今回の社外取締役への起用は、関電の体質改善に大いに役立つと思います。もたれ合いの中でたまった膿みを出すには、このぐらいのハイレベルの大物が必要でしょう。
橋下徹さんは関西電力の業務内容を熟知しています。大阪市としては「切り札」というところではないでしょうか。関西電力の改革を推進してもらいたいと思います。
なお橋下さんは大阪市長だった2012年5月、「原発再稼働反対」から「再稼働容認」に判断を変えています。そのときの経緯が、プレジデントオンラインで展開している<橋下徹メルマガ「問題解決の授業」抜粋版>に載っているので、一部をご紹介します。
https://president.jp/articles/-/20508
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その日以後、日本全国から連日、凄まじいバッシングを受けたよ。「橋下はブレた」とかなんとか。でも、そんなの当たり前じゃないか。事情が変われば当然方針も変わる。どんな事情の変化があっても当初自分で考えていたことを曲げないというなら、それでは市民、府民が不幸になる。
政府の正式な機関が「原発を停めれば電力が足りない」と明言し、大阪市内ではその準備ができておらず市民の命が危ないという行政の報告書が上がってくれば、それを無視するわけにはいかない。古賀さんは「原発廃止は倫理だ!」と叫んでいたけど、個人の倫理で国民の命を奪うことほど傲慢なことはない。
僕はバッシングの嵐の中、ただただ、「電力が足りなくなったときに大阪市内できちんと準備ができておらず、市民の命を奪うことになるかもしれない事態にビビりました」と答え続けた。
連日、ブレた、ブレたの大批判。古賀さんや飯田さんまで、橋下はブレたと批判。古賀さんや飯田さんは、それ以後いろんなメディアで偉そうに僕のことをダメな政治家と評論してたな。てめえたちがしっかり仕事をしないからやろが!! と言いたかったけど、そんときは公人だったので、彼らへの文句はぐっと腹に収めた。でも今、爆発しちゃった(笑)。
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「原発容認」だからといって、関西電力に与する立場ではないことがわかるかと思います。今後の展開に注目ですね。