人類の危機を救うための義勇軍をつくろう。キャディが取り組む、人工呼吸器・マスク製造機の生産支援
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医療部品・機械部品会社100社以上と連携。国内外に向けて、人工呼吸器・マスク製造機の生産を支援していく。多くの人の希望につながりそう。
そして記事の中で「特に助けてほしいこと、得たい協力」を呼びかけているのが印象的だった。
”1つはメーカーと連携していくにあたり、資本力のあるプレーヤーの協力がほしいです”
”2つめは、製造機器メーカー各社さんとの連携です。人工呼吸器だけでなく、マスク製造機、防護服の製造機、ゴーグル製造機…さまざまな製造機が必要になってきます。そういった製造メーカーにはぜひ声をかけていただきたいです”
”最後が部品メーカーの方々と連携させていただきたいです。とくに電子部品の調達はキャディがやっていない領域で、入手が難しい。モーター類、センサー類、バッテリー類、LCDなどの電機品・電子部品が圧倒的に足りない。その仕入れのために力を貸してほしいです”
「何かできないか」という人同士がつながったら、すごい力が生まれそう。【取材しました】人工呼吸器とマスク製造機の世界的な支援をスタートした、キャディの「COVID-19対策医療支援物資支援室」。すでに人工呼吸器5,000台の各種部品製造を支援し、医療機関向けの空気清浄機も需要急増で増産支援を実施。4月3日に呼びかけをスタートしてから、1週間でプロジェクトを立ち上げるスピード感がはんぱないです。
「今やらなくて、いつやるんだと奮い立っています」
キャディ代表 加藤さんの言葉に、力強い意志がひしひしと伝わってくる取材でした。人工呼吸器とマスク製造機の現状、課題、いかに構造的に解決していくのかー。お話を伺いました。ぜひ多くの方に読んでほしいです。
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日本には人工呼吸器メーカーが5~10社ほどあるのですが、大手は1~2社程度。従業員100名以下、通常では月20~30台の人工呼吸器の生産を担っている小規模のメーカーに、何十万台もの生産依頼が届いている状況があります。当然、全く捌ききれていません。海外からの問合せに慣れていない会社も多く、現場は頭を悩ませています。
日本でも少しずつ増産体制を確立していく動きがありますが、海外と比べるとかなりゆるやかです。幸いにも感染数が諸外国に比べ少ないので、当たり前ではありますが、このタイミングでやっておかないと、危機的状況になってからでは遅い。そのためにも、キャディでできること全てをやろうと思っています。人工呼吸器とマスク製造機の生産を急ピッチで進めていく。このプロジェクトはひとりでもたくさんの人に知ってもらいたいたい! 具体的に、必要な協力も伺っていますのでぜひ。
「自動見積・受発注プラットフォームを提供しているCADDi(キャディ)。2020年4月、同社は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、人工呼吸器やマスク製造機など医療物資支援をスタート。
わずか1週間で、全国の医療部品製造・機械部品製造に特化した加工会社と100社以上と連携。医療機器などの「製造メーカー」から受注を受け、「部品供給・加工会社」の選定・納品を支援していく。また、自社だけでは解決できない医療機器製造の課題を解決していくために、「COVID-19対策医療支援物資支援室」なるプロジェクトを立ち上げた」