株価 一時600円超値上がり 米の経済活動再開に期待感
NHKニュース
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経済活動再開の折り込み。一方で、再開をしたとしてもどれくらいの水準なのかというのは、雇用も厳しい中でそんなに楽観できるものではないと思うのだが…
米国の失業率は金融危機を超えることが確定的だし、様々な財政刺激策を持っても、個人所得も企業収益も、通常の経済活動時よりは遥かに厳しい。
「噂で買って事実で売れ」という相場格言があるが、ここ数日経済活動再開見込みは報道されていたなかで、事実でも上がっているあたりが、相場が色々楽観的に見過ぎているなという印象。Gileadの治験結果で対処できるようになるという期待もあるとは思うが、あくまでウィズコロナのなかでの対症療法で会って、一度止まった経済がそれだけですぐにBack to Normalとなるわけではない。段々とコロナ前の株価水準に近づいてきている。
日経平均に寄与している大手だけのような感触はあるけれど。
他の小型株はまだまだ戻ってない。
コロナによる需要増の会社もあるだろうけど、全体的にはズタボロになっているはず。期待感による株価が実態と少しかけ離れてきたような気がしますね。要注意です。「相場のことは相場に聞け」ですからね。実体経済がどうだとか、そういうものをあてにした時点でたぶん相場には勝てないかな。
チャートをシンプルに見れば、今の価格水準をしっかり上抜ければ19500円が中間地点・センターの価格帯になりやすくなるということ。それは今の段階でもある程度言えそう。それを言うのは若干、まだ気持ち早いかな?