所得制限せず一律10万円支給へ 予算組み替え、30万円取り下げ
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大人一人当たり一律1200ドル(約13万円)支給することを決めた米国から、既にチェックが届いたと友人から聞きました。一律支給することの利点は、困窮する国民が多く出るなか、基準を決めたり審査したりする手間を省いて迅速に国民の手元に届くようにすることでしょう。検討を始めた当初なら、基準を設けて手間暇かけるより、速さを重んじる一律案に賛成です。
しかし、その案を否定して所得制限をして30万円支給することを決め、基準も予算も粗方決まった今になって、一転して遅ればせの10万円一律支給に戻す真の狙いはなんなのか。
カネを貰って怒る人はいないでしょうから、幅広い国民の歓心を買うには一律支給が最善です。しかし、困窮者の支援でなく経済の下支えが狙いなら、12兆円もの財源の使い方は別にあるように感じます。党利党略が前面に出てきたように感じないでもありません。危機を前にした意思決定プロセスが、これほど混乱したものであっていいものか・・・ (・。・;いったん政府内で固まった予算案が与党である公明党からの組み替え要求で覆るのは、異例の事態です。それだけ支持者からの突き上げや世論の厳しさを実感しているのでしょう。解散総選挙を行える状況には当面ないとはいえ、いまは衆院静岡4区補選が行われています。この給付により助かる人がいることは間違いないでしょうから、スムーズに実現に至るかどうか。首相の指導力が問われます。