東京都 軽症や無症状の人 あすから直接ホテルへ 新型コロナ
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ずっとクラスターを追ってきて、noteを書き上げました。
各地のデータがバラバラでどの集団が本当のスーパースプレッダーに起こされたものかわからなかったから。
https://note.com/okapy/n/n884958de8c61
最近の第二波には特徴があって、明らかな感染源との接触から短期で発症してるものがあること。千葉ではA寿総合病院外来受診の翌日に症状が出ていてその後重症化した例があります。
一例だけをとって議論してはいけないけれども、データを一つ一つ見ていると、感染源がはっきりしている症例ではわりと早期に発症してきている気がします。もしかしたら武漢型と欧米型とは潜伏期が違うのかもしれないです。
もしそうだとすると無症候PCR陽性者が2週間も入院している必要はないのかもしれません。この仮定があっていれば以前より早めに発症するからです。
https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2020.25.10.2000180?utm_source=newmarkettoday.ca&utm_campaign=newmarkettoday.ca&utm_medium=referral
これはダイアモンドプリンセス号の有症状者と無症状者がいつ感染したのかを解析した文献ですが、付属のヒートマップでは、2/5を境に有症状の人が収容されて無症状の人が残っていく様子がよくわかります。
いま、閉鎖された日本で同じことが起こっているのだとすれば、もう欧米からの感染者はほとんど症状がで切っており、残っているのは無症状の患者のみ、と思われます。しかも、最初に書いた潜伏期間の違いの仮定が正しければこのタイムラインはもっと短くなるはずです。
いずれにせよ、国境が完全にウイルス遮断できていれば、そろそろ重傷者は減ってくるはずなのです。
であれば無症候のPCR陽性だけが残ってくるはず。この人たちは治療が必要になる可能性は極めて低いので入院しなくても良いのです。
さらにいうと、もし現状の日本の第二波の患者の潜伏期を正しく解析できれば、この論文のパターンを当てはめて、必須入院期間を短縮することができ、結果として医療崩壊を防ぎ、専門病院に資源を集中できます。
可能な人はホテルにどんどん出しましょう。ホテルとはいえ、看護師による定期的なチェックが受けられますし、病院内と同じく食べ物の調達に困ることはありません。生命保険会社も、病院への入院と同様に入院給付金の支給対象にしました。療養に専念できるというだけでも、不安はかなり軽くなります。そして何よりも、同居家族への感染拡大リスクが抑えられます。
あとは、発熱が続いているのに検査が受けられていない患者の扱いをどうするかです。熱があっても会社に行くという昔の感覚は、今回すっかり吹き飛びました。ただ、発熱があると自宅待機でも不安なのは変わりません。軽症者とはいえ、病床を開けたくともやはり自宅待機は不安だと思います。
ホテルへの移送が始まれば、感染者にとっても安心材料になりそうです。
もし自分がどんなに注意していても感染してしまった場合申し訳なさで気が滅入りそうなので、こういう対策がストレスを少し軽減するのではとメンタル面でも良さそうに思います。