SF Opera cancels summer season amid coronavirus concerns
Datebook | San Francisco Arts & Entertainment Guide
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サンフランシスコではついに6-7月のサマー・シーズンのキャンセルが発表されました。6月に準備が始められないと9月のシーズン上演も無傷とはいかない様子です…いよいよ来シーズンへの影響も現実味を帯びてきました。
アメリカの各オペラ団体はオンライン上で様々な活動をすることで寄付者や観客との接点を保とうと必死です。ストリーミングの状況などはこちらに整理されています。
https://www.operaamerica.org/applications/schedule/index.aspx
なぜ顧客との接点が大事なのか?無料で配信したら赤字なのになぜ行うのか?それは、少しでも儲けるため。今多く立ち上がっている緊急支援ファンドへのアピール、今だからこそ寄付してくれる寄付者の確保など、今を生きるお金をもらうための活動です。
アメリカの環境だと、やらないと大変だからやっている、かつ行うことでということで意味のある活動。
ヨーロッパの歌劇場の多くは政府からの助成金で運営されています。すると顧客の関与度のキープが至上命題。予算はある程度ありますので、彼らも一生懸命無料で配信などを提供しています。
無料でやるにはマーケティング的な意味がある。日本での活動は?同じように考えると、維持費くらいの予算は国から出ている新国立劇場がストリーミングすることには意義がありそう。話題になった大劇場の無料配信は助成金との絡みがあり(やらないと貰えない)意味があった。というところですが、寄付文化でもないので今後が辛そう…