ネスレにおける令和時代の顧客問題解決法 アフターデジタル時代に進化するマーケティング最前線 Vol.2(1/4)
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注目のコメント
「21世紀はモノだけで問題を解決できない時代だと思います。それはもう2000年を超えたあたりから始まっていたわけです。昔はおいしいチョコレートがあればそれが問題解決になりましたが、世の中においしいチョコレートが山ほどあふれる中で、それにプラスαの価値を付けようと思ったら、まずは本当に消費者が困っていることは何か、喜ぶこととは何か、「キットカット」の例でいうと実際のお客様がどんな消費のされ方をしているのか、といったインサイト発掘ができないといけないわけですね。」
ネスレさんのインタビューを通して、米国企業には少ない伝統に基づく誇りとヨーロッパ企業らしい地球環境への示唆に加え、高岡さん時代から培ってきたグローバル企業としてのローカルに対する貢献や文化への尊重を強く感じました。キットカットなどの施策はグローバル企業でありながら日本に溶け込み、またそれが長い間続いていく取り組みになっていることは、同じグローバル企業かつローカルでビジネスを展開する立場として本当に尊敬します。
最近見るようになった環境問題に対するメッセージを発信するCMなどもさすがだなぁ、と思って見ています。
見習うところ多いですね。消費者インサイトが重要なのは言うまでもないが、意識していないと独りよがりになりがち。一方、消費者に聞くだけでは得られないものもあり、それは直接的ではない間接的な何かから持たされる場合が多い。個人的にしっくりくるのは、なにごとも広い意味で現場にチャンスがあるということ。