東証反落、88円安 企業業績の悪化警戒
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注目のコメント
落ち着いてきた感じですね。
今後は勝ち組の模索と欧米のコロナの収束を見極める動きが続きそうです。銀行の引当金など、大手の決算等の数字が明るみにで始めると更なる動きはありそうです。株式市場が楽観論に傾きつつある中、IMFは昨日、本年の世界全体の経済成長率は前年比マイナス3.0%減と大幅な引き下げ予想をし、新型コロナウイルス感染拡大で世界経済は1929年の大恐慌以来最悪の同時不況に直面しているという最新の世界経済見通しを公表しました。
果たして市場の楽観論が現実になるのかですが、留意すべきはアフターコロナがやはりそれ以前とは構造的に異なる世界になるということです。例えば、リモートワークはこれまでとは比較にならないほど日常化する可能性はありますし、生活の内容的や質的変化は確実なものとなるでしょう。
新しい社会のシステムや構造が明確化し、人々がそれに順応した後に初めて、本質的な大きな株価上昇が始まるのではないかと思います。その意味では、現在の株価上昇は変化する前での上昇であり、まだまだポジション調整の域を逸脱していないと思います。