Googleが独自プロセッサ開発のうわさ 未来のPixelやChromebookに搭載か
コメント
注目のコメント
Googleも独自のプロセッサでスマートフォンやChromebookを加速させる可能性のついてAxiosが伝えています。Apple追随にも見えますが、別の視点を。
Googleの親会社、Alphabetの会長がジョン・ヘネシーであることを考えれば、独自プロセッサ戦略は特段驚きはありません。RISCの父と言われ、スタンフォード大学の学長から転身した彼は、モバイル化と処理の高度化でプロセッサにも発展に電源がネックとなること、特化型プロセッサの時代を早くから提唱し、Googleの機械学習処理プロセッサ、TPUを支持してきました。
よりデバイスやOSに寄り添う形で電力効率よくパフォーマンスを発揮する独自設計のプロセッサが、今後の発展に必要であると考えるでしょう。
ご興味ある方は、3年前の私の原稿もご参照下さい。
https://digitalist-web.jp/feature/052800103/3/原文によると8コアのARM+ML用のアクセラレーターのようです。
SamsungがARMのアーキテクチャライセンスを持っているので、共同開発ならば独自マイクロアーキテクチャの可能性もあるということですね。でも単にSamsungのありもののコアを使うだけだったら、独自CPUは言い過ぎで、独自SoCですね。プロセッサーから、本体、OS、アプリケーションまで垂直統合で出すのが、もっとも良いエクスペリエンスを提供できることは言うまでもないですね。
ChromebookもARMベースのプロセッサーになるのでしょうか。Macにもその流れて来ていますから、インテルにとっては少し痛手。
私は、いずれマイクロソフトも、Surface用にカスタムSoCをAMDと組んでスクラッチから (フルスクラッチではないにせよ) 作ると確信しています。既にXboxではやっていますから。