ソフトバンクＧ、１兆３５００億円の営業赤字に＝２０年３月期見通し

コメント

注目のコメント

• 星野 貴彦

  プレジデントオンライン 編集長

  ・2020年04月13日

  前例のない巨額赤字ですね。その多くは投資損失で、キャッシュフローが痛んでいるわけではありません。株価が戻れば、とも思いますが、そううまくいくでしょうか。
  
  この10年で記憶にある巨額赤字は、みずほFGの▲5888億円（09年3月期）、パナソニックの▲7650億円（13年3月期）、東芝の▲9656億円（17年3月期）といったあたりです。三者三様ですが、パナソニックは巨額の赤字からみごとに復活していますね。
  
  企業は巨額赤字が出たとき、「構造改革の結果」「膿を出した」などとよく説明します。孫正義氏がここからどう盛り返すのかに注目が集まりそうです。いずれにしろ記憶と記録に残る数字だと思います。
• 椎名 則夫

  証券アナリスト

  ・2020年04月13日

  営業利益段階でビジョンファンドに関わる投資損失▲1.8兆円、営業外でWeWork、OneWeb等で8000億円の投資損失。「新たなキャッシュアウトでは無い」という孫さんの声が聞こえてきそう。
  　これで会計的に膿を出し切ったかはもう少し考えたい（材料が欲しい）ところ。そしてこの辺りのことがわかっていたからこそ大型自社株買いに踏み切らざるを得なかった、つまり当座の環境は厳しいという認識がマネジメントに強いのでしょう。
  　会計以上に、投資会社として投資先の選定と投資先管理についてレベルアップが図られたかどうかに注目したいと思います。例えばWe WorkやOne Webをどう総括するのか。ここについての見解を発信して欲しいです。
• 濱野 智成

  NOVARCA Inc 代表取締役社長CEO|中国ビジネス専門家

  ・2020年04月13日

  チャレンジなくして日本企業の世界での活躍は創れないので、数少ないグローバルへ大胆にチャレンジするソフトバンクを応援します。
  
  単年や四半期ではなく、中長期でのソフトバンクの成長戦略の方が大事な注目点だと思います。
  
  今回の一連の投資先の件でSVFの調達が滞ることが懸念ですが、日本を代表するグローバルチャレンジを応援しましょう。