東証、大幅反落455円安 コロナ懸念で売り優勢
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アメリカは大規模な新規国債発行による国民救済を行う事を決めました。
一方で日本の新規国債発行は16兆円。かつゴールドマンサックスの予想によれば、そのうちの2兆円程度は使われずに国庫に戻るだろうと予測。
未だに勘違いしている人が多いと思いますが、国債発行とは「国民が負担する借金」ではなく、「実態経済への通貨供給」に他なりません（※１）。
だから国債を発行すると、全く同額だけ「国民の金融資産」が増えます（※２）。
すると、ドルに対して日本円は希少になるため、円高が予測されます。
円高になると、日本の株式は総じて割高になるため「お買い得ではない」と判断され、株安になります（民主党政権時を思い出せば、その通りになっていると思います）。
従って、政府が国債発行を渋る限り、多少の揺り返しがあったとしても、基本的に株安の基調となるでしょう。
※１：従って、国債を「国の借金」と呼ぶのであれば、「通貨」についても「国の借金！」と言って騒がねばならないはず。実際に、通貨に関する説明について「政府の負債」とされています。え？国の借金を沢山お持ちですって？うらやましい。
※２：誰だよ、国債残高が国民の金融資産総額を超える日がXデーとかのオカルト情報を流して金儲けしていたのは。
追記：
上述の「勘違い」について。
「国債発行は実体経済への通貨供給」ではなく、「市場からカネを集めて借りる事で、国債発行している」というのが勘違いなのです。
仮にそれが勘違いでないとするならば、ドルについて国債発行のために大幅に実体経済から吸い上げられて希少になるため、大幅に円安側へ振れなければならないはずです。
従って「安易に国債を発行するとクラウディングアウトが発生する」はデタラメと言う事が判ります。
事実は「国債を発行すると実体経済に通貨が供給される」です。日経平均-2.33％、TOPIX-1.69％、マザーズ-1.74％、REIT+0.08%。
ここ1－2週間の中では大きめの下落。でも数か月だったらそこまででもない。そして別に何か理由があるわけでもなく、上がったから下がっただけだと思う。ダウ先物も-400ドルほど、アジア株は上海-0.49％、韓国-1.88％、台湾-0.57％（欧州は今日は休場が多い）。ただドル円が0.6円ほど円高になり107.85円まで進んでいるのは多少気になる。
