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米海軍を試すかのような中国の挑発。状況次第では南シナ海で一挙に賭けに出る可能性もあるが、当面は香港の動静に気をつけるべきだろう。コロナのせいでデモができなくなっているため、香港の親中派は中国に有利な立法を行う可能性が高い。
中国人民解放軍が、米軍の西太平洋における即応能力のテストをしているのは明確だ。12日には台湾東部・南部沿岸海域で、空母「遼寧」と随伴艦艇が軍事演習を実施している。南シナ海や台湾における軍事的な現状変更が直ちに生じる可能性は低い(*)が、一部スカボロー礁などへの展開には警戒が必要だ。中国側はより中長期的にサイバー戦や電子戦において、米軍機能が低下した場合の軍事作戦について、さまざまな実地シミュレーションができる機会と捉えているだろう。

(*) 中国は新型コロナウイルスの感染蔓延が一段落したのち、積極的な国際的医療支援を展開(いわゆるマスク外交)している。外交上の利益をしばらくは獲得するフェーズと位置付けるだろう。またASEANとの関係では依然として南シナ海の行動宣言(COC)を確立する過程にある。米軍の機能低下という観点だけからは現状変更を予期できない。