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アリババ「アマゾンすら凌ぐ」巨大市場の正体

東洋経済オンライン
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  • 株式会社unbot(日本,中国,香港,台湾) 代表取締役(中国上海市在住)

    Amazonとアリババを売上で比較するのは、そもそもナンセンスです。

    特に、アリババは直販が非常に少なく、今でこそ「天猫超市」というスーパーマーケットモデルの直販はやってますが、長らくマーケットプレイスのみでした。

    アリババが「持たざる経営」と呼ばれるように、自社で在庫や物流を持たない事で、サービサーであることに徹してきた結果です。アリババが「世の中の難しいビジネスを無くす」という、中小零細企業を主役とした思想があるためでもあります。

    なので、アリババは菜鸟(ツァイニャオ)という物流統合システムは提供してますが、自社物流を一部しか持ってません。

    Amazonと比較しやすいのは、直販とマーケットプレイスのハイブリットで、自社物流も構築している中国ECモール第2位の京東商城(JD.com)です。

    タオバオの急成長の背景は、西村教授が述べているように、「アリペイ」の他に、「アリワンワン(CS)」と「信用評価システム」があります。

    また、記事には触れられていませんが、タオバオが生まれる前に、ジャック・マー氏が、アリババ初期に20億円を出資したソフトバンクの孫社長と会い、「C2Cのサービスはいつ始めるんだ?」と聞かれ、「帰って検討する」と答えると、「それじゃダメだ。今すぐ決めてくれ、じゃないと他に投資する」と言われ、タオバオを始めたというのも有名な話です。

    また、「天猫小店」がサラッと触れられてますが、実はすごい仕組みです。

    中国全土にあるパパママ店舗と言われる数千万とも言われる個人商店に、「仕入れルート」と「良好な仕入れ価格」、「物流手配」、「周辺エリアのビッグデータ」を提供する仕組みを提供するサービスです。

    つまり、ローソンのようにフランチャイズを出店しなくても、既存の小規模小売店を、オセロのように、天猫にひっくり返していく仕組みです。

    これによって、地方のパパママ店舗は脆弱な「品揃え」「価格」を克服して、大手コンビニに比肩する力を手にします。

    現時点でも100万店舗以上が加盟しており、拡大を続けています。
    この仕組みを、「LST」と言いますが、意外なほど日本では注目されていません。

    実際は、OMOの代表格とされる「フーマーフレッシュ」よりすごい仕組みだと思いますが。


注目のコメント

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    中国 対外経済貿易大学 国際経済研究院 教授

    タオバオ発展の原動力としては、記事で紹介されている「アリペイ」の他に、「阿里旺旺(アリワンワン)」と「信用評価システム」があります。

    「アリワンワン」とは、タオバオ専用のチャットツールです。チャットでリアルタイムに話ができることで、利用者に安心感を与えました。

    タオバオでは購入者と販売者が互いに相手を評価しあう「信用評価システム」を採用しており、この信用記録が購入を決定する際の重要な判断要素となってます。

    「アリペイ」、「アリワンワン」、「信用評価システム」に共通しているのは「信用」です。信用は現代経済の基礎を担っており、市場経済はまさしく信用経済ですが、当時の中国、特にネット上ではその信用経済が完全には確立されていませんでした。

    経済活動に必要不可欠な信用をアリババが担保することで、タオバオは大きく成長したのです。

    もう一点補足させていただくと、記事で紹介されている「盒馬鮮生」で、「店舗から3km圏内であれば、30分以内に無料で届けてもらえます」(記事引用)とあります。

    なぜか、日本国内の多くのメディアでは「30分以内」と紹介されていますが、同社のオフィシャルサイトにもあるように、正確には「最快(最速)30分」ですね。

    実際に使ってみるとわかりますが、私の場合は40分くらいで届きました。


  • badge
    立教大学ビジネススクール 教授

    アリババのコロナショック対策とその背景となっている同社の強みについての記事が、東洋経済オンラインからさきほど配信されました。

    コロナショックの当初の震源地であったにもかかわらずコロナウイルス感染収束を誇示するような中国の姿勢は本当に遺憾に思っていますが、同時に日本がこれから深刻な状況になっていくことが予想されているなかで、参考にすべきことも多いのも確かではないかと思います。

    米中分断がさらに拡大していることから十分に活かされていませんが、本来は当初の震源地であった中国の経験はもっとシェアされ、各国の感染収束にもっと活かされて然るべきであると思っています。

    お時間許す際にお読みいただけたら幸いです。


  • 中国深圳で事業をやってる人

    僕が最近注目してるのがライブ配信での商品販売、この間alibabaのtaobaoで有名KOL薇娅がライブ配信で本物の宇宙ロケット一機を販売し、800人が入札し合い、販売開始から1秒で 4000万人民元で落札された!もちろん宇宙衛星を載せて宇宙まで飛ばせる本物のロケット

    https://twitter.com/ikenarai/status/1245848400244826113?s=21


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