家庭学習と同内容の授業不要に 新型コロナ対策で特例、文科省
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文科省もこの非常事態に柔軟に対応する姿勢を明確にしてきました。通常通りの学校運営は無理だという前提に立たないと、この難局は現実的には乗り越えられませんので、良いことだと思います。
具体的にこの記事では、
・休校中の児童生徒が家庭学習を通じて学力を身につけたと確認できる場合、学校再開後に同じ内容を授業などで扱わなくてもよいとする
・感染拡大の可能性が高いと保護者が判断して学校を休む子どもについて、校長が合理的な理由だと認めれば欠席として扱わない
という2点が示されています。ただし、
・文科省は対面の指導を重視しており、学校再開後には、長期休みの短縮や学校行事の絞り込みなどをして、補充授業や土日の補習などを実施するよう要請している
という点は、過去慣性の中にあるなという気もしています。とは言え、コロナウイルスの感染状況次第ですので、今対面の時間もできる限り今後確保するという方針で良いのかなと、個人的には考えています。あくまで現時点の判断としてはですが。この柔軟性は普段なら絶対にありえない。
ここで変わらなければ、おそらく文科省は滅びる。そう考えたのでしょう。
でもまだ足りない。もっと柔軟に、先を見て、ゼロベース思考で50年先の日本を考えた施策をお願いいたします。