上っ面のフレームワークより、説得力のある「経営理論」―経営学の英知を得られる一冊
コメント
注目のコメント
入山先生の著書『世界標準の経営理論』の紹介記事。家にいることが増えて本を読んだりポッドキャストを聞いたりインプットが増えました。
いつもなら手が出ないボリュームの本も今なら取り掛かれそうですね。あと、本を読む前に内容をイメージしておくのは理解が進みそう。
(記事より)
もちろん、本書に収められる約30の理論すべてを学ぶに越したことはないが、日々忙しいビジネスパーソンにとって、膨大なボリュームの本書を最初から最後まで通読するのは、簡単なことではないだろう。
そこでおすすめしたいのは、自身の業務内容と関連性の高い理論から学んでいくこと。そのために役立ってくれるのが第5部「ビジネス現象と理論のマトリックス」である。
第5部では、「戦略とイノベーション」「組織行動と人事」「企業組織のあり方」などの8つのビジネス現象を取り上げ、それぞれのビジネス現象と相性のいい理論をマッチングしてくれている」経営に限らず、ミニマムな仕事(ある部署の業務一つ一つ)にも同じことが言える。
業務がシステム化や所定フォーマットなどにより標準化されていると、そのフレームワークを使える人はいても、何故そのフレームワークが良いのかという理論を分かっている人がいないと、何か想定外のことが生じた際や、フレームワークを見直したい時にどうにもならなくなってしまう。
内部統制的には標準化というのはそれなりに効果がある統制構築の一つだとは思いながらも、それは現時点の統制強化であって、将来的には組織の弱体化を招く可能性をはらんでいることを認識しないといけない。
なので私は、不備が発見された後の是正対応として標準化をする際は、その背景や達成したいこと(低減させたいリスクが何か)を現場部署内で明文化しておいてもらいたいと伝えています。
または、私も入った会議で是正の方向性を決めたときは、必ず私から背景や達成したいことをメールに書いて送るようにしています。私も著書から学ばせていただきました。
noteにまとめておりますで、よかったら参考にしてください。
https://note.com/1708/n/n3cd6b0c9020a