あくまでもお酒、でも拭いた後はレモンの香り 消毒用アルコールと同じ度数の「アルコール77」、菊水酒造が発売
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注目のコメント
スピード、遊び心、商売への意欲、社会ニーズへの対応、その全てが素晴らしいですね。
あくまでお酒なので、酒税ががっつり含まれているということで、緊急大規模財政出動を迫られている日本国財政にも優しいですね。
しかもロビーイングも完璧。
上記の理由により、国税局は、もちろん文句ないとは思いますが…
▼記事より
製造に当たっては「厚生労働省、県庁、経済産業局、国税局、消防等の関係省庁に確認し、ていねいな指導を受けた」という。発想が普通じゃない!
これは、すごいですね。日頃から酒造家という意識ではなく、お客様を喜ばせるためには、という発想で動いていることがわかります。
お酒を売っているんだ、という意識では、消毒としても使用できるアルコールを作るというアイデアは出てこないですからね。
しがらみがあって色々な人が動けない中、市民レベルでは政府も企業人も動いていることがわかり、感動的なエピソードです。菊水酒造さんが拭いた後にレモンの香りがする消毒用アルコールを発売するとのこと。
イノベーションは制約から生まれると言いますが、まさにそんな出来事ですね。危機中に消毒用アルコールを製造すると同時に、その体験まで豊かにしてしまうとは…本当に粋ですね。