新型コロナ再拡大に懸念=楽観ムード戒め―武漢封鎖解除・中国
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封鎖が解除されたり、観光地に人が行列作ったり、中国では、一気に気が緩んでいると、日本で報道されています。
ただ、一時期に比べて緩和されたとはいえ、未だに、
・市/省を跨いだ移動は制限され
・外出時は全員マスク着用(これまで未着用者を未だに見たことないです)
・ビルや施設、レストランに入る時は、体温検査と登録は必要
かなり通常の生活に戻った上海ですら、最低限ここまでやってます
武漢の封鎖が解除されても移動がある程度制限されてるのは良いと思います。
感染ぶり返し予防もありますが、差別の抑制も重要。
これから、当分の間は、中国国内ですら、武漢出身というだけで、無意識、有意識問わず、差別が続くと思います。
そういったトラブルが起こりにくいように。
そして、ただでさえ多くの人が傷ついている武漢の方々が、こういった差別で、また傷つかないように、解除されても、当分は移動しない事を願うばかりです。
注目のコメント
武漢の封鎖によって、武漢からの感染拡大を止めることには成功したかもしれませんが、コロナウイルスが死滅した訳ではないでしょう。無症状の感染者も多くいると考えられます。さらに、中国は感染者数を操作しているという米国の分析もあることから、封鎖を解除すれば、また中国において新型コロナウイルス感染が爆発的に拡大する恐れもます。
中国における感染者数や感染拡大の状況は正確には分かっていません。本来であれば、感染者を特定して隔離する必要がありますが、そのための検査を制限すれば、正確な感染者数は出ませんし、無症状の感染者を自由に行動させ、感染を拡大させる恐れもあります。欧米諸国で感染者数が爆発的に増加したのは、感染の疑いのある患者に幅広く検査を行っていることも理由の一つであり、本気でコロナウイルスを抑え込もうとしているからであるとも言えます。欧米諸国は、一度は医療崩壊を起こす恐れがあっても、新型肺炎の患者を全て洗い出して隔離し、コロナウイルスを抑え込もうとしているのです。
正確な情報がなければ、適切な対策はとれません。中国における新型コロナウイルス感染の正確な情報は、国際社会がコロナウイルスと戦う上でも非常に重要な情報です。
しかし中国では、かえって、「外国からの(感染の)流入防止」が重要だとされており、今後、再度、中国で新型コロナウイルスへの感染が拡大したら、外国から持ち込まれたと主張し、特定の国に責任を押し付ける可能性すらあります。封鎖解除されても厳戒体制は変わらず、中国は非接触消費を中心に内需先行社会が加速すると思います。ここで再燃しては元も子もない。
以下は他の記事でもコメントしていますが、改めてシェア。
抑制に成功している中国で今後気をつけなければいけないのは第2波、第3波との向き合い方。
リベンジ消費と言われる、巣篭もり生活の反発で起こる消費動向は、既に3月EC商戦の婦人節、先週末の祝日連休の清明節で露呈された。
数多くの外出者で観光スポットが人で溢れたりしている。
一方で、中国における水際対策はとても厳しいものがあり、市外に出る際の検温・検査の厳戒態勢はなお続くため、一定の安全性を担保した中での封鎖解除と言える。
しかしながら、現在は黒龍江省や国境付近での感染が一定数出ているため、沿海地域や国境付近の厳戒態勢の強化と第2波に備えた予防活動とモニタリングが必要な時期と言える。
中国の動向は世界に先立ってケーススタディにもなるため、対岸の火事ではなく常にウォッチすることが重要。いろんな専門科医のお話によると、もともと武漢で発生した新型コロナウィルスもヨーロッパで若干変異しているようだという。当初若年層は罹患しにくいとか言われたが、ヨーロッパではそうでもなく、また味覚・臭覚障害という症状も新しい。日本でも、ヨーロッパから帰国した陽性患者からこれらの新しい症状が見られるようになった。現在武漢での新たな陽性患者がヨーロッパからのものが主体であれば、再拡大が懸念される。
また、日本でも陽性患者は症状が出て発症の可能性のある人しか検査していない現状では、既に陽性でありながら発症していない人がかなりいると推定される。もともと発症率が2割くらいと言われているからだ。だから、緊急事態宣言が発出された日本では、基本自分自身が既に陽性だと思って行動すべき。だから、人との接触を避けたりマスクをして人に移さない努力が求められる。