米海軍モドリー長官代行が辞任 空母4隻で感染者、対応に批判
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一般的に海軍長官などは能力よりは大統領の友人や論功行賞で与えられるポストだが、モドリーは海軍兵学校(アナポリス)を卒業し、海軍に従軍経験もある。にも関わらず、空母の艦長を悪し様に言ったのはさすがに海軍のトップに立つ人間としてはやってはならないことだっただろう。といっても長官代行だけど。
米海軍、新型ウイルスの前から大揺れが続いています。
スペンサー海軍長官が昨年11月に更迭されていますが、イラクでの振る舞いがもとで軍法会議にかけられた海軍特殊部隊員の処遇をめぐってトランプ大統領の不興を買い(トランプ氏は軍法会議に反対でした)、エスパー国防長官が「忖度」してクビにしたのではないかと米メディアで報じられていました。
今回、多数の感染者を出した原子力空母艦長が解任されたのは、緊急支援を要請する文書を軍の外に「流出」させたことの責任を問われたものですが、艦長が解任されて空母を下りる際に乗員から拍手や歓声で送り出された様子がメディアで広く報じられ、海軍トップと現場のギャップがまたあらわになりました。海軍長官代行が空母の前艦長を「世間を知らな過ぎるか、ばか過ぎるかのどちらかだ」と厳しい言葉で批判した。これが議会と政府内で批判された。不安感からか激しい言葉がSNSでも飛び交っている。トランプ大統領の発言ならみんな聞き流したのだろうけれど。