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国債 16兆円余追加発行へ 政府 緊急経済対策の財源確保で

NHKニュース
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    政府が財政赤字を抱える中で米国と並ぶGDPの2割、108兆円の緊急対策を打ち出し、16兆8057億円の国債を追加発行して財源を賄うわけですね。緊急事態への対応ですから、やむを得ないところでしょう。
    日本の民間と政府が毎年分けて使えるお金は、ざっくりいうと、民間と政府が毎年生み出す550兆円のGDP、つまり日本が生み出すモノとサービスの価値の合計です。政府は税金か借金でお金を集めて使うわけですが、税金は返済しなくて良いお金、借金(国債)はいずれ返済すべきお金です。政府はこれまでに1000兆円を国民から借りて使いましたが、家計は住宅ローンなどの借金を差し引いたネットでも1300兆円ほどお金を貯めて国債を買って、政府の財政を支えています。だから日本は国全体として黒字になって、外国から借金せずに済んでいるのです。この構図がある限り、徴税権を持つ政府は、過去に国民が貯めた貯金を借金分だけ税金として取り上げて、いつでも相殺することが可能です。もちろん、国民がそれを許せばのことですが。
    昨年度、日本の家計と企業がモノやサービスを余らせた資金余剰は約28兆円。この範囲なら、政府が新たな借金を重ねても、日本全体として赤字にはならず、民間が貯蓄を続ける限り、日本は安定していられます。昨年12月時点で財務省が発表した今年度の国債発行計画にある新規国債発行額は32.6兆円で民間の資金余剰とほぼ見合い、過去の民間の貯蓄もありますから、まあまあ我が国が安定していられる金額です。しかし、これに更に大きな借金が加わると、短期的にこの均衡が崩れます。それが恒常化すれば、国全体が赤字になって、日本は過去に破綻した国々と同じパターンに陥ります。
    緊急避難として国債の追加発行もやむを得ない局面ですが、そういうリスクと引き換えの、きわどい勝負に我が国が出ることは承知しておく必要があるように思います。新たに発行した国債は、いずれ増税の形でじわじわと国民に負担を強いることになるのです。総額ありきでばら撒くことをせず、出口をしっかり見極めて、本当に必要なところに適切に資金が投入されるよう念じます。


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    慶應義塾大学 経済学部教授

    今般の緊急経済対策で、国債を16兆8057億円増発するということは、当初予算と合わせて49兆3619億円の国債発行となる。これは、第2次安倍内閣発足直後の2013年1月に打った緊急経済対策で7.8兆円国債を増発して、2012年度補正後予算ベースで52兆0492億円の国債発行となって以来の金額。ただし、過去最高額にはまだ達していない。とはいえ、今後、税収の減額補正が加わるから、今年度の国債発行額は過去最高(2011年度決算の54兆0480億円)を超える勢い。
    国債残高は、2011年度末で約670兆円、2020年度末で約923兆円(見込み)。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    ほぼリーマン時と同額の国債追加発行となります。
    ただ個人的には、条件のハードルが高い6兆円の現金給付が本当に全部消化できるかはかなり疑わしいと思います。


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