エストニアから「スタートアップ」が次々と生まれる理由--現地の日本人がエコシステムを解説
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注目のコメント
同じくスタートアップ大国といえばイスラエルだが、イスラエルに2018年時点で現地に調査しに行った際には開業率が減っていた。その一方でエストニアは伸びているとのこと。
私見だが、大企業の進出数が少なく、イスラエルと違い大企業就職にシフトしないからか?と推察している。まぁ2017年にエストニアに行った際は、卒業旅行レベルで、大企業にリーチできなかったからかも知れないが。
いずれにせよ、コロナが落ち着いたら、またどちらも行きたいなと思う。観光としてもどちらもとても良い国だった。執筆者の齊藤です。
今回は実際に私が在学中およびその後(今もエストニア在住)の生活で、触れたり参加した実体験を元に、さらに自分で考察した内容となっております。
資金調達などのビジネス的な細かいスキームは置いておいて、そもそも若い世代から若い世代で、うまくコミュニティの連携や、スキル、お金、経験、また情熱の共有がされ始めているということは、ひしひしと感じます。
もちろん、成功するプロジェクトの方が少ないですし、詐欺的なプロジェクト、意識だけが高く実態が伴わない、あるいは方向性の定まっていないプロジェクトも多数ありますが、それらも含めて相乗的に文化が形成されているのだと思います。
今回は、これを「スタートアップエコシステムデザイン」と呼ばさせていただきましたが、日本も参考にできる部分はあると感じ、執筆すべきだと使命を感じました。