(以下本文抜粋) 東レは原材料となる不織布の生産については中国や韓国が中心で、国内には研究拠点がある程度だ。縫製の工程も中国企業に委託している。もともと完全受注生産品で、通常は在庫は持たない。需要が急増しているものの供給能力は限られる。 国内で生産をするには新たに製造設備を導入する必要があるうえ、縫製を請け負うようなメーカーも少ない。 東レは「生産や検査工程で防護服としての国際基準の認証を取得する必要もあり、早期の増産は現実的には難しい」と説明する。マスクよりも高度な品質が求められるため、新規参入のハードルも高い。
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